第17話 外なる神の殺し方・破~太母の誘い~

 迫る地面、転がる車、回転する視界。

 車体が凹む耳障りな音、全身を貫く衝突の衝撃。

 キャデラックに乗って山道から転げ落ちた禮次郎達はそのままガードレールの先の崖へと落下した。


「くっそ……が!」


 禮次郎は運転席に潜り込んだものの、ブレーキは間に合わなかった。

 シートベルトをつけなかった禮次郎は、転落の際に全身を打ち付け、五人の若い衆だった肉汁に塗れている。

 しかも壊れた座席の間に足を挟まれて身動きが取れなくなっていた。


「禮次郎、どうするのさ……」


 クチナシはシートベルトを外しながらゆっくりと起き上がる。

 

「クチナシ、怪我は無いか?」

「え? そりゃ少しは痛いし、せっかく買ってもらった服もぐちゃぐちゃだけど……別に僕は大丈夫だよ」


 禮次郎は胸を張るクチナシを見て優しく微笑む。


「そうか、なら良い。クチナシ、俺を置いて今すぐこの車から逃げろ」

「は? 何言ってんの?」

「お前の足ならば全速力で走ればまだ間に合う。恐らくマリアはまだ不完全な復活しか遂げていない。とにかく逃げて、この連絡先に連絡しろ。そうしたら後は組長オヤジさんが上手いこと警察を巻き込んでくれる手筈になっている」


 禮次郎は懐からメモ帳を取り出してクチナシに渡す。

 清水龍之介の連絡先や今後の算段について書いているメモだ。


「ちょ、ちょっと待って! どういうこと!? 説明してよ!」

組長オヤジさんは俺に期待していたかもしれないが、最初から俺は外なる神マリアを殺せるなんて思ってなかった」

「できもしないのにやるって言ってたの!?」

「ああ、そうだ。俺にできるのはあいつの油断した鼻っ面をぶん殴って、あいつを怒らせることだけだ。怒ったあいつが大暴れして、警察や国が無視できない大騒ぎになることを狙っていた。そうなったら他の魔術師や狂信者がマリアの率いるシュブ=ニグラスのカルトを始末しにかかるからな」


 クチナシは怒りでプルプルと震え始める。


「なにそれ……僕に黙ってこんな自殺まがいの手段をとる準備をしてたの!? 馬鹿にしないでよ! じゃあ僕が禮次郎の側に居る意味ってなんなのさ! 僕は禮次郎と一緒に――」

「良いから逃げろ。いくら焼き払ったからと言ってもそろそろあいつも蘇る筈だ。じゃないと俺もお前もここで死ぬぞ。俺なら心配するな、佐々博士から頂いたお守りが有る。時間稼ぎくらいはできるさ」


 禮次郎はそう言って欠けた五芒星のような紋章が刻まれた小さなペンダントを取り出す。旧神の印エルダーサインと呼ばれる護符だ。


「要らない! 僕は一人で逃げたくなんてない! 禮次郎と一緒じゃなきゃ嫌だ! なんでそんな計画の為に禮次郎が死ななきゃいけないのさ! ヤクザの地上げなんかの為に命張る必要無いじゃん!」

「悪いな。俺も組長オヤジさんにおとことして任されたからよ。命張らなきゃならんのさ。それに――」

「うるさい!」


 クチナシは泣きながら座席とエアバッグの間に挟まった禮次郎を引きずり出す。

 折れた骨がズキズキと痛む中を無理矢理引きずり出された禮次郎は苦悶の声を上げた。


「ば、馬鹿野郎……! こんなことしてる暇は無い! 良いから逃げろっての! お前一人なら今からでもなんとか……!」


 右足が曲がるべきではない方向に曲がっている禮次郎。

 そんな禮次郎を背負い、クチナシはゆっくりと歩きだす。

 周囲は森に包まれ足場が悪く、道も狭い。

 そんな所を成人男性を背負いながら歩くというのは、いくらクチナシが人でない力を持っていても難しい。


「嫌だ! 嫌ったら嫌! だって、禮次郎は、僕が――」

「僕が? なんだ?」


 森の中は静かで、人も車も動物も通らない。

 禮次郎が龍之介に頼んで人払いをしていたことも有るが、動物までも通らないというのは明らかにおかしい。

 ――神居古潭カムイコタンの時に似ているな。

 ――まさか、動物も逃げ出す何かが近づいているのか。

 ――前回は羆だったが、今回は……。

 禮次郎は最悪の可能性に気づく。


「そうか……クチナシ! 逃げろ! 間に合わなくなる!」

「だから僕は――」


 その時だった。


「うっ」


 クチナシは小さく呻き、木の根に足を取られてその場で転ぶ。

 放り出された禮次郎は、地面に叩きつけられながらも、クチナシが血を吐いていることに気がつく。


「おい、クチナシ! 大丈夫か!」


 右足の折れている禮次郎は這ってクチナシの側へと近づく。

 だがクチナシに返事は無い。

 クチナシは禮次郎の方を見ると、ゆっくりと手を伸ばすが――


「駄目よ。まるで貴方達が可哀想な恋人同士みたいじゃない」


 二人の間を裂くような、鋭く冷たい声がした。

 それと同時にクチナシの腕が醜く黒ずむ。

 そして無数の口が腕から、顔から、服を食い破りクチナシの全身から現れる。


「あ、あ、嫌。僕、こんな姿、こんな化物になって死にたく――」


 クチナシは人間の少女の形を失い、黒く粘ついた原形質の液体になり、まるで水溜りのようにその場で溶けていく。


「ほうら、化物は化物らしく」


 禮次郎がクチナシの手に触れることはなかった。


「消えてしまいなさい」


 代わりに、コールタールのようなその水溜りから真っ赤な炎が上がる。


「助けて、禮次ろ―――」


 水溜りの泡立つ中から聞こえる絹を裂くような少女の悲鳴。

 すすきのの教会で禮次郎が嗅いだのと同じ人間の焼ける匂い。

 それだけを後に残して、クチナシだった水溜りは蒸発してしまった。


「あ、あ、あああああああああああああああああああああ!」


 絶叫する禮次郎。

 その隣に何時の間にか修道服の女性が立っている。


「あらあらまあまあ……可哀想に」


 緑の瞳、金の髪、白き雲かと見紛うばかりの柔らかな微笑み。

 阿僧祇マリアは慈母の笑顔を保ったままに禮次郎の隣へと屈み込み、狂気の叫びを吐き出し続ける禮次郎の頭を優しく撫でた。

 自分のすぐ側に居るマリアの存在に気づいた禮次郎は、そのまま気を失って倒れてしまった。


     *


「う……ぐぅっ……!」


 右足の痛みで目を覚ます禮次郎。

 気づくと彼はまるで病院の個室のような場所で寝かされていた。

 白い天井、白い家具、窓の外は晴れ渡っていて、優しい風にレースのカーテンが揺れている。

 あまりにも優しくて穏やかな空間に対して、禮次郎はまるで自分自身が異物であるような感覚を覚える。


「目を覚ましたかしら、禮次郎君」


 枕元に座っていたマリアは読みかけの本を置いて禮次郎の顔を覗き込む。


「マリアァ!」

 

 禮次郎は右足の痛みも忘れてマリアに飛びかかろうとした。

 だが、彼の身体は動かない。

 手足は上がらず、背骨はまるでベッドに縫い付けられたかの如く不自由だ。

 それはまるで人間の標本のように。


「あらあら禮次郎君。落ち着いて、貴方は危ない所だったのよ」


 もがく禮次郎の両肩を抑え、ベッドに寝かせるマリア。

 禮次郎は全身に痺れを感じ、もがくことすらできぬまま大人しく寝かされてしまう。


「ふざけるな! 何故俺に構う! 小学生の時も、羊が丘の時も、俺なんてお前にとって居ても居なくても良いような存在じゃないのか! なんでこんなことするんだよぉ! こんなことされたら……もう殺し合いだ! 殺すか殺されるかしか無いだろうが!」

「落ち着きなさい!」


 マリアは禮次郎の頬をはたく。

 予想もしなかった行動にきょとんとする禮次郎に対して、マリアは悲しそうな顔で言い聞かせる。


「ねえ禮次郎君。羊ヶ丘でも言わなかった? 貴方は悪いものに取り憑かれていたのよ」

「俺が? 悪いものに?」

「あのクチナシという女の子を見たでしょう? 彼女は人間らしく見せかけていたけど、本当の姿は人喰いの怪物。あの黒い液体こそが彼女の本当の姿なのよ? 貴方は騙されて、彼女を助けようとしていただけ。私は貴方を解き放ちたかったの」

「だがクチナシは、彼女は、例え人じゃなかったとしても、人間を喰ったりなんてしなかった!」

「嘘よ」


 マリアは正面から切って捨てる。


「だって貴方は既に一度食われているもの」

「それは……」


 禮次郎は答えに詰まる。


「貴方は一度クチナシに喰われ、しかる後に彼女の中から複製された。クチナシ自身が保持していたショゴスの万能細胞を使って、残っていた貴方自身の脳を核にして肉体の大部分を再構成したの。クチナシは詞隈良太郎の魔術をあなたに使ったのよ。かつて自分と同じ死体の花嫁を求めたフランケンシュタインのようにね」

「そんな、馬鹿な」


 禮次郎の全身から力が抜ける。

 そんなことになっていたとは禮次郎も知らなかった。

 ――詞隈良太郎の研究で蘇ったのはクチナシだけじゃなかったという訳か。

 ――だが、もしや、その御蔭で俺はマリアの中に取り込まれずにいるのか?

 ――俺がもはやとは厳密に言えないから!

 禮次郎の停止しかけていた思考は再び動き始める。


「馬鹿なことは無いわ。貴方も知っているんじゃないの? この、は読んだのでしょう?」


 マリアは赤い装丁の本を禮次郎に見せつける。

 禮次郎はしばし沈黙した後、首を縦に振った。


「ほら! そもそも変だったのよ。いくら貴方に干渉してもシュブ=ニグラスの中に取り込めないし……もしかして自分じゃ気付かなかった?」

「……待て、取り込むってなんだ」

「あら、すすきのの教会から魔術書を盗まなかったの? シュブ=ニグラスについては貴方も知っているかと思ったけど」

「ああ……思い出したぞ。あの本に書いてあった“人間から産み落とされた全ての存在を強制的に自らの内部に回帰させる力”って奴か」

「そうよ。生命の系統樹の中から外れてしまった存在は、私の手には余るの」

 

 ――既に一度殺されて、その後に再生されたから俺には干渉できないってことか。


「俺の部下は……」

「彼等は母親から生まれて普通に育った普通の人間でしょう?」


 マリアは部屋の天井を指差して微笑む。


「今はちゃんとシュブ=ニグラスの胎ですくすく育っているわ」


 禮次郎は天井を見上げる。


「――うっ!」


 先程までは真っ白な病室だと思っていた場所が、何時の間にか黒塗りの礼拝堂に変わっている。

 禮次郎が寝ているのは祭壇の上。

 そしてマリアが指差す漆黒の天井の中では、人、獣、名状しがたいもの、多くの生命が蠢きながら混じり合っている。

 それは生きているとも死んでいるとも言えず、ただむせ返るような生臭い匂いを放ち、その天井から抜け出そうともがいている。


「今、貴方が見ている物はシュブ=ニグラスの子宮。1999年を以てこの世界はシュブ=ニグラスの分娩台となり、我が無数の愛子の為の揺り籠に変わる」


 理解を超えたこの世界の中で禮次郎にも分かった事がある。

 あの天井の中に埋め込まれている無数の生命。

 あれはいずれもこの世界に解き放ってはいけないものだ。

 あの中に居る人は人ではなく、あの中に居る獣は獣ではなく、あの中に居る名状しがたいものもまた名状しがたいものとすら言えない。

 言うなれば神だ。

 人間の知る世界の外にある絶対存在、外なる神、シュブ=ニグラスそのものだ。

 世界が始まる前の原初の混沌がこの礼拝堂の天井に渦巻いている。


「……何故、俺は生きている」


 ――何故、俺なんかがこんなものと向き合っている。

 禮次郎には分からなかった。

 分かりたくもなかった。


「それは神の思し召しよ」


 マリアは禮次郎のネクタイを外しながら囁く。


「神の?」

「あの子達には母が居ても父が居ない。父母の二つが有ってこそ、生命体には進化というものが有る」


 禮次郎の脳裏におぞましいアイディアが閃く。


「陰陽の和合と、それによる制御された変異こそ、生命が持つ無限の可能性。母胎とは回帰の先に非ず。にしてたる器なり」

「まさか、マリア、お前は――」

「子供の頃、ずっと考えていた。私も何時か大きくなったら大切な人と一緒になって温かい家庭を築きたいと。いえ、きっと、女の子なら――男の子でも――だれしもがそういう当たり前の幸せを追い求める」

「ふざけるな! 離せ! 離してくれ! 俺は!」

「貴方にこの子たちの為のピースとなってもらいましょう」


 そう言ってマリアが手をかざすと禮次郎の身体に自由が戻る。

 折れた筈の右足の痛みも消える。

 逃げ出そうとする禮次郎だったが、今度はマリアの両腕が彼の身体を力づくで抑えかける。


「やめてくれ! 頼む! それだけは!」

「ああ……もしかして幼い方が好みなの?」

「違う! 違う違う!」

「仕方ない人ね……ほら」


 禮次郎の目の前でマリアの身体が縮んでいき、かつて別れた時と同じような十歳かそこらの頃の外見になる。


「好きよ、禮次郎君」


 恐怖と、美しさと、懐かしさがぜになった正体不明の感覚に襲われる禮次郎。

 彼は目から涙を一筋流して動かなくなる。


「せめて、何も知らずにいられたら良かった……」

「何を?」

「何も、知らないままだったら、同じ目に遭ったとしても……」


 禮次郎の言葉を聞きながらも、マリアは手際よくベルトを外していく。


「きゃっ!」


 ――もう、なるようになってしまえ。

 禮次郎は幼い姿のマリアを抱き寄せると、その小さくて赤い唇に自らの唇を重ねる。

 驚いて身を固くしたマリアだったが、禮次郎がついに諦めたのだと思い、彼の服を脱がせるのをやめて禮次郎を抱きしめる。


「もう……やっと一緒になれるのね」


 禮次郎の胸板に、マリアのすべすべとした柔肌とその先端の小さな突起が沈み込む。


「お前の好きにしろ。俺には、この世界にはもう……何も無いんだ」

「これから生まれるのよ。私と貴方の世界になるんだから」


 二人は互いの唇を重ね、互いの全てを貪り合うかの如く舌を絡める。

 禮次郎は上から覆いかぶさっていたマリアを抱いたまま寝返りを打つ。

 その幼くなった身体からダボダボになった修道服を剥ぎ取り、もう一度上から彼女の唇に自らの唇を重ねる。


「さあ、おいで禮次郎君。貴方がパパになるのよ」


 祭壇の上で裸になったまま両腕を伸ばすマリア。

 禮次郎はそんな彼女を見下ろしながら、ベルトを締め直す。


「えっ?」


 きょとんとするマリアを無視して禮次郎はシャツまで着始める。


「ちょ、ちょっと待ってよ禮次郎君? どういうこと? ねえ!」


 禮次郎を捕まえようと腕を伸ばすマリアだったが、今度はあっさりと払いのけられる。


「力が……入らない」

「アコニチン。トリカブトなどに含まれる毒物で、症状は嘔吐、目眩、麻痺、激痛。解毒薬は無いが、一定期間の訓練により耐性を形成することが可能だ。俺はお前と会う前からヤクザの仕事で使う為に地道に地道にこれの耐性をつけてきたんだよ」


 禮次郎は脱ぎ捨てられたスーツの中からデリンジャーを取り出してマリアに向ける。


「で、最初から自害用に口に含んでいたアコニチン入りのカプセルを噛み砕いてお前に飲ませた」

「そんな! そんな、なんで、私をそこまで――」


 そこまで言いかけてマリアは喉を押さえ、うめきながらその場にうずくまる。

 漂う酸い匂い。

 マリアは禮次郎の目の前で嘔吐していた。

 

「痛い、痛い……! 痛いよ……!」

「お前に与えられた俺の痛みは、そんなもんじゃない」

「なんで――なんで私じゃ駄目なの――?」


 禮次郎はマリアの問を無視して彼女に死を宣告する。


「シュブ=ニグラス。化身の姿では人間並みの知性になるというのは聞いていた。だから興味を持つかもしれないと思っていたんだ。俺が肌身離さず持っていた本に」

「な、それは……詞隈良太郎の、手記、じゃ……」


 もう一度嘔吐し、その場でうずくまるマリア。

 皮肉にも、それは神に許しを請う為に祈っているかのような姿だった。


「佐藤喜膳に頼んで作らせたんだよ。本をな」

「貴方は……貴方は何者なの?」


 かすれる声で問うマリア。

 彼女は今この瞬間に至ってもなお、自分がこんな目に遭っていることを信じられないでいた。


「只の、人間だよ」


 禮次郎は答えると同時にデリンジャーの引き金を引く。

 銃声は二回。いずれの銃弾も過つことなく幼いマリアの頭部を貫く。


「つまるところ、今のお前は人間に過ぎない」


 銃を捨てる禮次郎。

 血を流したまま動かなくなったマリアを抱え上げ、抱きしめる。


「生まれ変わったら、普通の人間としてまた会おう」


 ――こうして物言わぬ姿になったら、何も考えずに抱きしめられるのに。

 ギリギリの賭けに勝った興奮と、良くも悪くも己の中で大きな存在を失った衝撃で、禮次郎は忘れていた。


「馬鹿に――しないでよっ!」


 腕の中で最後の力を振り絞ったマリアが暴れる。

 怨念か、執着か、それとも悪行と狂行の応報か、爪が目の前の禮次郎の眼球を切り裂いた。


「ぐああああああっ!」

「は、あははは! きゃはははははは! せめて、貴方も地獄に――!」


 禮次郎の腕から転がり落ちたマリアは、幼子の姿のまま事切れた。

 両目を抑えたままうずくまる禮次郎。

 そんな時、礼拝堂の扉が開く。


「マリア様!」


 甲高い女の声。そして獣のような低い唸り声。

 ドタドタとやかましい足音。そして粘液質の重たい足音。

 既に両目から光を失った禮次郎だが、何が起きているかは分かる。

 

「ああっ! マリア様が!」

「あの生贄が何かしたのか!?」

「我々の同胞を殺した上に、聖女様まで!」


 禮次郎の脳裏には、自分が化物達に取り囲まれる姿が鮮やかに浮かぶ。


「へへっ、これ以上何も見えなくて助かったぜ……」


 禮次郎は自分が狂信者達のアジトの中に居たことを今更思い出して、投げやりに笑った。


【第17話 外なる神の殺し方・破~太母の誘い~ 終】

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