レビューレビュー


今日ね、映画のレビューを読んだんです。


これから観ようか迷ってる映画の。


とりあえずレビューを参考にさせてもらおうと思って。




でね、まあ良い評価のもあれば、悪い評価のもあったんだけど、ひとつ気になったことがあったの。


それは酷評の内容。




『やり手女のサクセスストーリーでしかない』

とか

『本当に時間の無駄だった』

なんて書いてあるわけ。




やり手女のサクセスストーリーってダメなの?


今まで観た映画で、時間が無駄になったことないんだけど?


って思って、逆に興味が出てきて結局観たのね。





そしたらスッゲー面白くってビックリした。


あまりの悪評でハードルが下がっていたからかもしれないけれど、とても良い映画だった。



で、もしかして違う映画のレビュー見てたのかな?って思い直して、もう一度レビュー開いてみたの。





『何が言いたいのかわからないし共感できるものもないし、あーそうですか…。で終わった映画! 本当につまらなかった!』




嘘でしょ!?

目を疑った。2度見したわ。

価値観の違いかわからないけど、世の中には確実にそういう人がいるよね。


その映画は洋画だし、制作者に届かない単純な感想。あくまで観る人が参考にするためのレビュー。


このカクヨムのレビューは、またちょっと違ってくるとは思う。


そこでハッとしたの。


感じ方って人それぞれだし、体調や観るタイミング、一緒にいる人とか映画館なら後ろの席の人にも影響を受けたりする。


作品が面白いかつまらないか、そこに正解は無い。


ただ、作品に対して悪い印象を受ける人って、損してるなって思った。


だって時間が無駄になっちゃうんでしょ?


たぶんその人にとっては、面白いと思える作品ってスゴく少なくて、世の中がつまらなく見えちゃうんじゃないかな


逆にどんな作品でも面白いと感じられて、些細なことで幸せを得られる人は、人生が楽しくて実りあるものに感じられると思う。


どこが良くて、どうしたらもっと良くなるか見つけられる人になりたい。そう思えたレビューだった。




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空想上のエトセトラ 藍月隼人 @bluemoon

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