実らせて初恋
転ぶ
第1話サヨウナラ
君を気が付いていたら好きになっていた。
僕には高嶺の花だとしても君に気持ちを伝えたかった。
でも、君には好きな人がいた。
ハッキリは、分からないけど誰かだった。
田舎から都会に引っ越す。
君らしいエンディングだと思った。
灰色になった空は君に青空を取られたみたいだ。
ありがとう。サヨウナラ。
涙が溢れる…。
愛しくて切ない苦しいは雨雲に捧げた。
君の笑顔、泣き顔、出来ればずっと横で見つめていたかった。
君は、転校に不安は無いの?
みんなの前で花束をもらう君は照れ笑いを顔に浮かべていた。
大丈夫。
君は、どこまでも美しい。
初恋は不発で終わったけれど君に嫌われる事も無い…。
サヨウナラ初恋。
9月の嵐を感じると君を今でも思い出す。
でも、君はもういない…。
桜の木の下で君はずっと僕を待ってて欲しい。
たぶん、10年はかかると思うけど必ず君を守れる男になってむかえにいくから…。
灰色の空じゃなくて青空を二人で見つめよう。
実らせて初恋 転ぶ @Ken123
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