第2回 不幸中の半幸い 笑

トイレの電球が切れた。


だが大丈夫。今は昼間であり、明かりがなくても視界は良好だ。ノープログレム。


更に我が家には電球のストックがある。

ここで大事な事が一つ。筆者であるものぐさ太郎は名前の通りものぐさである。極度に面倒臭さがる。私は事前に電球のストックを買うなんてしない人間である。


ではなぜストックが有るのか。答えは簡単。引っ越してきた日に管理人さんにいただいた。これだけだ。


さて、そんな救世主の管理人さんに心の中でお礼を言う、用便の途中。何処へ仕舞ったのか思い出せない。

日頃からものぐさフル稼働の私。こんな事はあるある過ぎて最早日常。あれ、なんだか用便のキレが悪い。

取り敢えず、トイレットペーパーをカラカラと軽快に巻き取り、拭き取る。そして、マンガならバーン!と背景に出てきそうな勢いでトイレからでる。


ミッションインポッシブル。ものぐさ太郎の住処(大荒れ)から電球を探し出し、トイレに明かりを灯せ!

頭の中では軽快なBGM。さてまずは、押入れ…と見せかけてベランダの物置へ直行。発見(笑)


なんだ場所覚えてたんじゃないか。なんて思ってますね、貴方。いいえ、母に連絡して仕舞い込んだ場所を確認したんです。だからキレが悪かったんですよ?


さてさて、後は電球を替えるだけ!ステップは4つ!

1 電球カバーを外す

2 切れた電球を外す

3 新しい電球を付ける

4 電球カバーを戻す

以上ッ!


1 電球カバーを素早く取り外す私!

2 その勢いのまま切れた電球も取り外す私!

3 新しい電球の外装を引き千切り、取り付け

る私!

4 電球カバーを戻す私!…と見せ掛けて戻せ

ない私!


…ッ??!


ここでまさかの展開。


電球カバーに収まらない新しい電球。


……。



俺はそんな物に収まる玉じゃねぇ!ってか⁈


文字通り収まってないんですけどね!笑


…ごめんなさい。上手い事言ったなんて思っちゃ駄目ですか。え、駄目?ま、書くんですけどね!笑


なんというか中途半端な結果に終わったわった電球の取替え。ゲームで言うなら、ステージクリアは達成したけど、報酬は貰えなかった。みたいな?


電球が切れて、不幸。

でもストックがあって、幸い。

これで「不幸中の幸い」だったんですが、ですが!


まさかの収まらない電球というバグ笑


「不幸中の半幸い」


これが正解ですね!笑



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思い立ったが吉日 ものぐさ太郎 @m-tarou

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