第70話 ダンジョンクリアの報酬

 私ガーシェルちゃん、今バートン山岳の地中深くを掘り進んでいるの。とまぁ、都市伝説にもなりもしない挨拶から始まりましたけどバートン山岳の地中を掘り進んでいるのは確かです。あの地底ダンジョンを脱出してから彼是3時間余りもね。

 何故そんなにも掘り進んでいるのかと言うと、別に道に迷っているからではありません。私がロックシェルへと進化した暁に手に入った新スキル『鉱物探知』が物凄く反応を示しているのだ。まるでと命令する、某日本昔話に登場する犬のように。

 私も当初は真っ直ぐに山岳からの脱出を目指そうとしたんですけどねぇ、意外な横槍が入りまして……。



『うーん、何か鉱物探知のスキルが反応してますねぇ』

(こうぶつ?)

『分かり易く言えば珍しくて貴重な石の事ですね。人間達の間では価値があるのでは?』

(ヤー兄、こうぶつってきちょーなの?)

(貴重やで。めっちゃ貴重やで。大事な事やから二度言うたけど、もう一度言っておく。滅茶苦茶貴重やで。そんで何や、ガーシェルが鉱石を見付けたんか?)

(何かこーぶつのはんのーがあるって言ってるよ!)

(おっしゃ、その反応のある方向へ突き進むんや。そんでもって鉱物を掻き集められるだけ掻き集めてから脱出するんや)

(おい、そんな物を探す事に時間を裂いても良いのか? ここは脱出に専念すべきではないのか?)

(何を言うてるねん。あっちのダンジョンは若かったせいか御宝なんて全然あらへんかったんやから、せめて苦労に見合うだけの報酬を手に入れな気が済まへんわ)

(貴様こそ何を言うか! あのダンジョンからクロニカルド・フォン・ロイゲンタークという名を持つ歴史的に価値の高い財宝を見付けたではないか! その事実を功績として誇るがよい!)

(金にならへんから却下)

(不 敬 で あ る ぞ !)



 ―――とまぁ、セーフティハウス内に居る三人と交わした遣り取りもあって、鉱物探知スキルでキャッチした反応に向かって猛進中でございます。どんどん掘り進めば進む程、それに比例してスキルの反応も強くなっていく。

 そして遂にスキルで探知した目的地に到達すると、そこは鉱床で作られた自然のトンネルだった。様々な鉱物や魔石がトンネル内を埋め尽くす程に群生し、どういう原理なのかは分からないが自ら光を放つ鉱石もある。御伽噺に出てくる金銀財宝みたいな形を成してはいないが、それでも宝の山である事に変わりはない。


『ひえー……。これは大当たりですねぇ……』

(ガーシェル! 此処から俺っちを出せ! 今すぐに!!)


 中からドンドンと叩く衝撃が伝わり、内側に目を向ければ必死を通り越して金の亡者に取り付かれたかのようなヤバい顔をしたヤクトがセーフティーハウスの壁を叩いていた。

 本当に外へ出しても良いのかどうかを躊躇ってしまうような鬼気迫るものを感じるけど、だからと言って要求に応じなかったら何をされるか分からない。流石にそれは勘弁なので、素直に外に出してやった。


「うひゃー!! バートン鉱山の地下深くに、こんな鉱床があるなんて夢みたいやなー!! しかも、どれもこれも高価な鉱物や宝石、それに魔石もあるやないか!!」

「わぁー! きれいー!!」

「まさか己の足元にこのような場所があるとは……思いもしなかったな」


 ヤクトは欲望を滾らせたかのように目を輝かせ、アクリルは鉱石達の放つ輝きと美しさに魅了されたかのように興奮気に頬を赤らめ、クロニカルドは鉱床が自分の足元にあったという事実に純粋な驚きを抱いていた。


「よっしゃ、ガーシェル! 出来る限りの宝石と鉱物と魔石を詰め込むんや!! ここにあるのはどれもこれも宝や! しかも、ここに踏み込んだのは俺っち達や! ここにあるのはぜーんぶ俺っち達のもんや! ひゃはははははははー!!」

「ヤー兄、楽しそうだね!」

「娘よ、アレは楽しんでいるのではない。目先の欲望に我を見失い、狂っているだけだ」


 うん、私もクロニカルドさんに同意見です。と、思いながらも敢えて口には出さず、ヤクトに言われた通り鉱床にある鉱物をセーフティーハウスに取り込み始めた。

 硬い岩盤も岩潜りのスキルや、岩魔法で形成したドリルの前には無駄無駄無駄ぁ!! ガンガン掘っては手に入れた様々な鉱石や宝石や魔石をセーフティーハウス内へシュゥゥゥゥゥトッ!! 

 特殊進化によって新たな力を手に入れた私は有頂天になってしまい、ついつい夢中になって掘りまくっちゃいましたとさ。てへぺろ。



『アクリルさん、ヤクトさんにそろそろ行きましょうと言ってあげて下さい』

「うん、分かったー! ヤー兄、ガーシェルちゃんがそろそろ行こうーだってさ!」

「うん? まだ鉱物とか残っとるやないか?」

「馬鹿者、此処に何時間居ると思っているんだ。既に四時間近くは経過してるぞ。己を此処まで待たせるとは、不敬だぞ。身の程を知れ」


 まだ鉱床には無限と錯覚しそうな程の大量の鉱物資源や宝石が埋まっており、ヤクトはまだまだ手に入れられるだろうと唇を尖らせながらぶーたれる。

 だが、流石にこれ以上の鉱物資源を採取しては、アクリル達が寝泊まりするセーフティーハウスのスペースを圧迫する恐れがある。ここは十分な余裕のある内に切り上げるのが吉というものだろう。

 それに私達が採掘した鉱床は全体の一割にも満たず、ヤクトの気が済むままに掘り続けていたら終わりが見えてこない。そういう打算もあって、私はアクリルを通して打ち止めを要求したのだ。

 幸いながらヤクトも相当数の鉱物資源が手に入り、ダンジョン攻略の苦労に見合うだけの報酬を得られたという実感を抱いていたらしく、すんなりと目の前に広がる鉱床への未練を断ち切ってくれた。


「せやな、俺っち達の旅路に影響を与えるのもあかんしな。此処はまた時間に余裕があったら立ち寄ろか。或いは、ここの存在を領主に知らせて大金をせしめるという方法もあるしなぁ」


 わー、凄い(悪徳商人的な)笑顔なこって。だけど、これで漸く移動を―――


 グオオオオオオッ


「何や!? この唸り声は!?」

「近くに魔獣でも居るのか!?」

「ガーシェルちゃん! 気を付けて! 魔獣が―――」


 グオオオオオオッ


「「「………」」」

『すいません、私の空腹を知らせる腹の虫の鳴き声です』


 うん、何か無駄に警戒させてしまってごめんなさい。だから、そんな冷めた目で私を見ないで下さい!! 進化した事で胃袋が大型化した事に付け加えて、暴食スキルもあるから胃袋がブラックホールみたいな底無しな感じなんですよぉぉぉぉ!!!


「なんか……ガーシェルの腹の音でこっちも腹が空いてきたわ。どうせやから、ここで飯にしよか?」

「うん! するー!」

「ふっ、600年経て食事がどのように進化したか興味がある。この己も庶民の飯とやらを食してやろう」

「はぁ? アンタは別に要らんのちゃうの? そもそも、どうやって本の身体で栄養を摂取するねん?」

「馬鹿者! この体は只の本ではない! 人間同様に食事を摂れる一方で汗や排泄は必要としない、私の魔導を結晶させた最高傑作なのだぞ!!」

「うわー、魔導の無駄遣い感が半端無さ過ぎて逆に引くわー」

「不敬であるぞ!!」


 そんな遣り取りをしながらアクリル達は夕食の準備を開始した。大昔であれば火を焚く事から始めなければならないが、ヤクトが開発した魔石コンロならば面倒な手間や負担は必要ない。

 セーフティーハウスから取り出した食材で野菜炒めやスープを作り上げ、最後に鉱山街で買った黒パンを添えれば、まるで食卓で食べるような立派な御馳走の出来上がりだ。ましてや何もない地底で温かい飯を食えるのだから、その有難みは何物にも代えられない。


「いただきまーす!」

「ほほう、これが今の世界の料理か……。むっ、これは調味料がふんだんに使われているな? 私が居た当時では調味料の類は王族や、それに連なる一部の特権者の口にしか運べない程の代物だったのだが……そうか、今は庶民でも食せるような裕福な時代なのか」

「せやで、調味料の栽培技術も進歩しとるしな。今じゃ、これぐらいは当たり前やで」


 ヤクトの作った料理を「おいしーね!」と言いながら夢中で頬張るアクリルに対し、クロニカルドは料理に使われている調味料に感慨深さを覚え、しみじみとした面持ちで料理を口に運んでいる。ヤクトも二人の対照的な姿に照れ笑いにも似たハニカミを浮かべながら、自分の作った料理に口を付けた。

 そして肝心の私ですが……彼等が食事している場面を見せ付けられているだけです。食材も残り少しだし、なるべく残しておきたいのは分かりますけれども!! これは流石に生き地獄ですよぉぉぉぉ!!

 ボイコットしても良いですか? 一揆を起こしても良いですか? なんて文句をツラツラと脳内で漏らしていると、ふと私はこの肉体になって手に入ったスキルを思い出した。


『アクリルさん、アクリルさん。少し宜しいでしょうか?』

「なーに、ガーシェルちゃん?」


 ツンツンと背後から彼女の肩を突き、それに気付いてアクリルが私の方へ振り返る。


『私の食事なんですけど、此処に在る鉱物の一部を食べても良いかヤクトさんに聞いて下さい』

「ガーシェルちゃん、石を食べるの?」

『はい、この身体に進化したおかげで食べられる物の範囲が石にも及びまして……出来れば鉱物なり魔石なりを胃袋に放り込んで、腹の虫を鎮めたいんです』

「分かった、聞いてみるね! ヤー兄、ガーシェルちゃんが魔石かこーぶつを食べたいって言ってるよ!」

「はぁ? 鉱物を食すやって? そんな事出来るんかいな?」


 突拍子もないアクリルの発言にヤクトは純粋な疑問をありありと表情に出したが、クロニカルドが「いや、不思議ではないぞ」と横槍を入れて私達の視線を一身に集めた。


「魔獣の中には進化によって食う物も変わると聞く。例えば幼虫の頃は葉を喰い、成虫になったら蜜を吸う蝶のようにな。恐らくコイツも岩石魔獣の特性が新たに加わった事で、鉱物や魔石を消化吸収出来る肉体構造を得たのだろう」

「ふーん、そういうもんかいな。まぁ、ガーシェルのおかげで俺っち達が助かったのは事実や。せやから食べてもええで。でも、余り仰山食い過ぎるのはあかんで」


 そこでヤクトは言葉を切ったものの、「ここら辺の鉱物がどれだけ高いんか知っとるんかぁ?」とねっとりとした眼差しが彼の本音を主張していた。食い過ぎは駄目だというのは私の身を思ってではなく、貴方の懐を思っての事なんですね。分かります。

 しかし、どれを食べましょうかね。選り取り見取りなのは良い事ですが、いざ食べるとなると迷ってしまいます。折角食べるのならば高価な物が良いのですが、この世界に存在する鉱物の事に関しては珍紛漢紛ですし。

 そうだ、こういう時にも鑑定スキルを使ってみよう。アレならば鉱物の価値や魔石の種類などを教えてくれるに違いない。では、早速……鑑定スキル発動!!


【バトリウム:この世界に存在するレアメタルの一つ。十段階あるレア度の中で、四段目に位置する。バートン山岳で最初に出土した事から名付けられた。軽量且つ強度が高く、加工もし易いという汎用性の高さから武器や道具などに多用されていた。現在では出土量が激減した為、その価値は極めて高い】


【白桃石:白桃のような淡い白と美しい桃色が合わさった鉱石。レア度は7。宝石として扱われる事もある。熱耐性が強い一方で熱伝導率が極めて高く、炎属性を付与した魔剣の素材として組み込まれる場合が多い。加工が難しい為、これをまともに扱えるのは熟練のドワーフ職人のみである】


【ストロング鉱石:この世界に存在するレアメタルの一つ。レア度は6。折れ辛い・壊れ辛い・錆び辛いと鉱物類の中では尤も耐久性が高く、靭性も富んでいる事からストロングの名前が付けられた。但し、極めて重いという欠点があり、ストロング鉱石で作られた武器や道具を手にする際には注意が必要である】


 おおー、やはり鑑定を使うと鉱物の種類や特性が分かりますねぇ。けれど、鉱石の内容を読めば読むほど迷いも深まる一方だ。どれもこれも魅力的で、全てを食べ尽くしたいという思いに駆られそうになりますが……先程から私の貝殻を貫くように見詰めているヤクト氏の視線がそれを許さないと訴えている。どんだけ警戒してるんですか、貴方は。

 うーん、どうしよう……なんて考えながら見回していると、ある鉱物から強い魔力の波動を感じ取り、思わず通り過ぎ掛けた目線を戻して釘付けとなった。パッと見は鉛にも似た銀色の鉱物だが、他の鉱物が放つ光の角度次第では美しい虹色が鉱物の表面に帯びる。


『これは……?』


聖鉄セイントメタル聖なる魔石ホーリーストーンの上位互換に相当するレアメタル。レア度は7。聖属性の魔法具を作る際に必要とされる材料の一つであり、下位から上位に渡って幅広く用いられている。

 因みに聖鉄の削りカスだけでも聖水と互角以上の効果を持っており、その末端価格は高級貴族ですら手を出すのを惜しまれる程の高値だと言われている』


 うおおお、凄そうな言葉がズラズラとまぁ……。成程、聖属性が付与された鉱物みたいなものですか。本来ならば希少価値の高いレアメタルのようだが、此処にはソレが鉱床に数多く埋もれているせいか希少と言う言葉が今一つピンと来ない。

 まぁ、それは良いとして……決めました。記念すべき人生初の鉱物摂取はコレにします。このような希少価値の高い鉱物を腹一杯に食せる機会なんて今後二度と無いだろうし、何よりも高純度の魔力に惹かれる魔獣の本能が『これを食べたい』と空腹の疼きを通して訴えてくるのだ。それを拒む理由も無ければ、止める術も無い。


 それでは早速……いただきます!


 バクバク、ムシャムシャ、ガツガツ、ゴックン……


…………

………

……


 それから30分……いや、40分ぐらいは食事に没頭していただろうか。それだけ私の意識が空腹に囚われていたという証拠だが、ある程度胃袋が満たされた所で精神的な余裕が生まれ、それを機に捕食舌を止めてアクリル達の方へチラッと振り返った。

 彼女達は既に食事を終えており、その場に腰を下ろしながら食事の一服を満喫していた。何やらクロニカルドがアクリルにゾルネヴァ帝国の話を熱心に聞かせているらしく、彼女は目を輝かせ、ヤクトは何処ぞの大仏像のように横たわりながら飽きれ半分興味半分と言った表情で二人の遣り取りを眺めている。

 そこでヤクトは私の視線に気付いたのか、二人に架けていた視線の梯子を外して何気無く私の方へと架け直す。途端、ギョッと両目を見開いた驚愕の色を浮かべ、完全にリラックスしていた体勢からバッと飛び上がるように立ち上がって私を指差した。


「が、ガーシェル!! お前、どないしたんや!! その姿!?」


 ヤクトの台詞に釣られてアクリルとクロニカルドも此方へ振り向くと、二人ともヤクト同様にギョッと目を見開いた。が、直後にアクリルは純粋な感動に満ちた笑みを浮かべ、クロニカルドは観察するかのように鋭い眼差しを飛ばし、二人の反応は完全に分岐した。


「わー! ガーシェルちゃんの貝がらがピカピカに光ってキレイー!」

「ほほう、これは珍しい。これも鉱物を摂取した影響なのか? だとしても、このようなものを見るのは初めてだ」


 ピカピカに光ってキレイ? 鉱物を摂取した影響? どういう事か分からないけど、私の身に目に見える程の変化が起こったらしい。試しに自己視のスキルを発動させてみると……。


『な、何じゃこりゃあああああ!!?』


 少し前まで貝殻を覆っていた何の変哲もない普通の岩盤が、虹色の光沢を放つ白銀の鉱物―――聖鉄に変化していた。ど、どうなってるんだと内心で動揺していると、再び例のステータスが脳裏に現れた。


【鉱物摂取スキル発動:特殊鉱物を大量摂取した事により、貝を覆う岩盤が聖鉄に変質しました】

【防御力が3000ポイント追加されました】

【魔力が1500ポイント追加されました】

【防御スキル:聖壁せいへきを会得しました。毒無効と麻痺無効が統合されました】

【防御スキル:岩壁が鉄壁に強化されました】

【聖魔法を会得しました】


 うええええええ!? な、何か色々と追加されちゃった! しかも防御力と魔力が上昇した上に、聖魔法まで覚えちゃったよ!? 強いスキルや能力値が上昇するのは良い事なんですけど……ここまで来ると何だか感動が麻痺しちゃうよ。でも、皆さんの為に役立てれるのなら……結果オーライ、かな?



【名前】ガーシェル(貝原 守)

【種族】ロックシェル

【レベル】6

【体力】8800

【攻撃力】2100

【防御力】7600

【速度】620

【魔力】4300

【スキル】鑑定・自己視・ジェット噴射・暗視・ソナー(パッシブソナー)・鉱物探知・岩潜り・堅牢・遊泳・浄化・共食い・自己修復(成長修復)・聖壁・鉄壁・研磨・危険察知・丸呑み・暴食・鉱物摂取・修行・白煙・狙撃・マッピング

【従魔スキル】セーフティハウス・魔力共有

【攻撃技】麻酔針・猛毒針・腐食針・体当たり・針飛ばし・毒液

【魔法】泡魔法・水魔法・幻覚魔法・土魔法・大地魔法・聖魔法



新たに手に入ったスキル紹介


【聖壁:状態異常攻撃及び精神異常攻撃を無効化。魔法攻撃を受けた場合、ダメージを30%低減してくれる】

【鉄壁:物理攻撃を受けた場合、ダメージを40%低減してくれる】

【鉱物探知:探知スキルの一つであり、岩盤や地中にある鉱物を探知する事が可能となる】

【岩潜り:移動スキルの一つであり、硬い岩盤の中を掘り進む事が可能となる】

【堅牢:防御スキルの一つであり、スキルを発動したら一定の時間だけ防御力を4割増しにしてくれる】

【暴食:捕食スキルの一つであり、大食いの上位互換スキル。体力と魔力のストックが大幅に増大し、食した魔獣の体力と魔力の2分の1を溜め込むことが可能】

【鉱物摂取:捕食スキルの一つであり、岩石や鉱物、魔石の中に貯め込まれた魔力を吸収する事が可能。また大量に食せば、鉱石の特性が本体に現れる場合もある】

【マッピング:探知スキルの一つであり、半径10km以内の地図を作成する事が可能】

【腐食針:溶解針の上位互換技。針の先から触れた物を瞬時に腐らす腐食液を滴らせており、攻撃を受けた相手に防御力低下と状態異常耐性低下の効果が付与される】

【麻酔針:麻痺針の上位互換技。身体を痺れさせる麻痺属性から、相手を深い眠りに誘う睡眠属性へと変質している】

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