応援コメント

最終話「幸せの形は星の数」」への応援コメント

  • 星屑ロボット――読み終えたのち、このタイトルに立ち返り、ますます感慨が深まりました。
    伏線回収、という言葉では言い表しきれない、登場人物達の生きざまで染め上げられた無数の糸を、一本も無駄にすることなく織り上げられた美しいタペストリーだ、と思いました。気持ち良かったです!

    人間とは何か、何が人間を人間たらしめるのか、というテーマは、私も常々考えていることですので、興味深く拝読いたしました。
    第三世代型ロボットを巡る人々の感情も、社会の在り方も、そして何より第三世代型ロボットのスペックそのものも、読んでいてとても楽しかったです。
    最終話の「逆転の発想」には、思わずアッと声が出てしまいました。他の方もコメントされていたように、「処分」はつらいなあと思っていたので、もうもう、一点の曇りもない大団円ですね!
    楽しく読みながら、人間の暗部に暗澹たる気持ちも抱きつつ、最後に晴れやかな心地になれました。
    読み応えのある物語をありがとうございました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!そして、最後までご高覧いただき、本当にありがとうございました。作者として、これ以上ない喜びです…そして、過分なお言葉にも嬉しくて飛び跳ねそうです。普段は「乗って戦う巨大ロボ」を書くことが多いんですが、やはり「人と共に生きてるロボット、アンドロイド」も魅力的なガジェットなんですよね。今、AIや3Dプリンターといった技術が、さらなる産業革命をもたらそうとしています。その先にはきっと、作中のように「全てにおいて人間以上の完璧なロボット」という可能性も、あるでしょう。万物の霊長と言われた人類より、美しく聡明で頑強で、そして生殖可能で人格と意志、感情を持ったロボット…人間は、その現実をどう受け止めるのかなと。お楽しみいただけたようでよかったです!

  • 完結お疲れ様でした!
    いったん止めていたのですが、一気に読み終えてしまいました。

    切なさと、救いと、喜びと。
    素敵なSFでした。ありがとうございました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!楽しんでいただけたみたいで、自分も嬉しいです。普段は乗るロボットばかり書いてますが、こうした「人間の相棒、友人、恋人としてのロボット」というのも、凄く好きです。被造物と人間の間の存在、それが「人間と同じ機能を持ち、人間以上の知力と体力を持ったらどうなるのか」ということで、全てで人間を超越した第三世代型ロボットというのを思いつきました。現実でもこうしたロボットが出てきたらと思うと、色々考えられて楽しかったです。最後はハッピーエンドで、自分も納得できる作品でしたね~

  •  ティアのために別の体を用意するのだろうとは思っていましたが、それがリーラの体とは! リーラを救うためとはいえ、人格を抜き出したあとの体を処分しちゃうのはなんかヤだなぁと思っていたので、これは最高です!
     三人が幸せに暮らせる地平にようやく辿り着いた……これです、これを見たかったんです、ここまで読んできてよかった! ありがとうございます!
     そして完結おめでとうございます! お疲れさまでした!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!ティアとリーラ、身体を交換することになりました。ロボットの身体になったリーラは、出産こそできますが歳を取りません。逆に、人間の体になったティアは、ヴィルと一緒に年老いて、いつかどちらかが先に旅立ちます。その先は切ないかもしれませんが、過程をずっと三人で歩いていける。喜びも悲しみもあるけど、それが生きてるってことなんだと思います。そうした、自分が普段当たり前のように周囲からもらってるものを、キャラクターにも挙げられた気がしました。本当に応援ありがとうございます。いつも凄く勇気づけられます!

  • 完結お疲れ様でした、3人が幸せになって良かった。
    この後ティアも、ヴィルの子供を授かってとなるんだろうかと
    思える楽しい物語でした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!まさかの両方を嫁にするエンド!てか、兄妹だから子作りすると法的にまずいとか、遺伝子的に危ういとか…でも、もうそういう次元の話じゃないなって思って、思いつく限りのハッピーエンド感を盛りました。この三人がいなかったら、地球は滅んでるんです。月が落ちてきたんです。だから、世界の片隅で幸せな三人が、いつまでも仲良く暮らす最後がいいなって思いました。今までお応援ありがとうございました!すっごいパワーをもらいました、感謝!