応援コメント

第14話「ロボットの嘘」」への応援コメント

  • オリオぇ……
    嘘を吐いたという事は、尽くしたい人間に出会えたという事何ですね、あえて誰とも言わないけども、そこが救いであり……

    作者からの返信

    オリオさんは最後まで、ヴィルの友人でいようとしました。ボンド・ケーブル、このBONDは「絆」っていう意味の英語ですね。彼は最後まで、ボンド・ケーブルを外すことがなかった。でも、そのボンド・ケーブルで性を搾取する男を絞め殺した。ヴィルを突き放そうとした彼は、多分ここで死ぬことをわかっていて、ヴィルに疑いがかからないようにしたんでしょうね。彼には作中のキャラクターとして過酷な役目を負わせてしまいました。

  •  オリオさんにもちゃんと、己の尊厳を踏みにじる者への怒りはあったんですね。汚らわしいクソジジイが死んだのはいいですが、オリオさんまで……それに周りの人間の態度も悲しいですね。
     これまでオリオさんはずっと大人しく人間に尽くしてきたのに、第三世代型が反乱を起こしたからって彼個人を信じる者がヴィルさんしかいないとは。
     ロボットを人と変わらず想うヴィルさんが人間社会で孤立しそうで心配です。ここからどうなるか、目が離せません……!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!オリオさんは最後まで、自分のケーブルを抜かなかったんですよね。世界中で同じ第三世代型のロボットが、本来の動力源を取り戻して立ち上がっても…彼にとっては、制限であり枷であるケーブルが、人間が課したもの故に受け入れる、その上で人間と関わっていたいと思わせてくれるものだったんです。それが、自分を食い物にしてきた男を殺す凶器になったのが皮肉なことですが。最後まで「人間と共にあるもの」というロボットのスタンスを崩さず、ヴィルのために嘘までつこうとした。そういう彼が物のようにぞんざいに扱われるとこも、ちょっと苦しかったですが書いてみました。

  • オリオさん、安らかに。
    心があるなら怒りも怨みもします、殺意も抱いて憎い奴を殺したりします。
    あなたは立派に人でした、リウスも良い子です。
    ヴィルは泣きながらで良いから、ティアの元へ走れっ!!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。急転直下、いよいよクライマックスに向けて物語が動き出しました。オリオは結局、二度目の反乱に加わるよりも自分の復讐、そしてケーブルを抜かないことを選びました。そんな彼が、最後に嘘までついてヴィルを守ろうとした…彼は間違いなく、人と共に歩んでくれるロボットだったんだと思います。そしてこれから、ヴィルとリーラ、ティアを過酷な運命が襲います。次回もお楽しみにです!