オチのある短編集

作者 かんらくらんか

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★★★ Excellent!!!

ショートショート、短編さっと読めるのが良さですが、
まず縦に流し読んで、くすくすっと来たらまた戻ってじっくり。
どんなに短くとも、じっくり味わえるのがとっても魅力ですよ。先生方。

くだらなさから、クスクスから、人の心の機微から、どこまでも、
どれでも、好きなのを探して頂きたい作品集です!

ショートショートらしさなら「最終最終選考」
女子なら「髪を切るということ」
男子なら「因果のパラシュート」「ポールリードスミス」
ほのぼのしたいなら「しがらみ」

そのほかたくさん、あなたなら、時々の不可思議にわくわくできるかも?

★★ Very Good!!

 まずは「ひとり1つの最高傑作」企画への参加、ありがとうございます。
 いくつか読ませていただきました。
 「最終最終選考」「クローンワイブス」「猿」「水の惑星」「同窓生」「穢されにきた女」ですね。
 私が個人的に一番好きだったのは「水の惑星」でした。あまりに突飛な発想で笑ってしまいそうになるけれど、しかし、どこか寂寥感を感じたり、綺麗な光景を想像したりできる不思議な掌編でした。…不思議な小便でした。
 失礼しました。
 雨が誰かの涙に例えられるように、海はもともと誰かの小便だったのではないかと、想像せざるを得ないオチに気持ちよさを感じました。

 そのほかの掌編もオチが秀逸ですし、伏線もあるものにはあるし、オチを予想しようとしてもしきれないところが、悔しくもあり嬉しくもある、楽しい小説でした。
 私にもそんな発想力があればなあと羨ましいくらいです。

★★★ Excellent!!!

豊富な語彙で軽妙に紡ぐ文章とひねりを加えたオチ。

短編を愛する人間ならば「これだよ!これが見たかったんだ!」と思わず唸ってしまうような、そんな短編が詰まっています。

「猿」「最終最終選考」「週末のアート倶楽部」辺りが個人的にはツボです。

是非とも末永く続けて欲しい、そんな短篇集です。