第3話
キーンコーンカーンコーン
走って走って走りまくって学校の校門の前についた時にはもう遅かったのだ
麻衣「あー遅刻だねww」
三月「くああああああああああ」
優里「うるさい…」
願いも虚しくチャイムは鳴り響いた
三月「まあいいやとりあえず教室行こう!!」
優里「じゃあ私は屋上に…」
麻衣・三月「させるか!!」
1人だけ脱走をはかろうとした優里を麻衣と三月は目ざとく見つけ教室まで引っ張って歩いた。
優里「サボらせろー!!」
三月「巻き添いじゃあ!!」
麻衣「無駄口叩いてないで早く行くよ」
下駄箱で靴を履き。
少し古めの階段を早足で上がり。
教室の後ろからこっそりと侵入しようとしたが
先生「遅れても堂々と入って来いよ~」
運悪くいや案の定先生に見つかったのだ
三月「いや~すみません…」
先生「お前ら二人そろって遅刻とはいい度胸だな」
麻衣「二人?」
三月「優里が居ない!!」
麻衣「ホントだ!!」
[そのころの優里]
優里「やっぱ1人はいいね~」
気付かぬうちに優里は二人の手から逃れ屋上にいたのだった
麻衣・三月「裏切り者め!!」
先生「いいから席につけ…」
三月「はーい」
三月と麻衣は先生の許しが出たので自分の席へと向かう
すると昨日まで確かに空席だった隣の席に誰かが座っていることに気づいた
麻衣「(行きに話してた転校生?)」
先生「そうか遅刻組は知らないのか」
先生「こいつは今日から同じクラスになった陸前光司(りくぜんこうじ)だ」
私のヒーローだった人 秋許環 @manjyuu
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