あまりに広くなりすぎた宇宙さんという人格

最初読んだ時はミステリーかと思いましたが、
終わりまで読んでみると不思議な感覚に陥りました。
宇宙に意思があったとしたら
人と同じような体もしくは内臓が地球などの惑星だったとしたら
色々な”だとしたら”が繋がりそこに人格があると
こんな事を考えているかもしれないし、
私達の体と同じなら何も考えず飛んだり跳ねたりしているかもしれない。
想像力を掻きたてられる面白い小説でした。

P.S
いきなり最終話というのが面白かったです。
始まりであり終わりであり
始まりも終わりも無いのか終わっているのか。
あれ哲学になってしまった……