ちょっとしたエピローグ
そのすぐ後に。
フクロミツスイのお花畑にたくさんのヤシの実が運ばれてきた。
運んできたのは渡り鳥のペリカン、コウノトリ。
なんでもハヤブサに声をかけられて旅のついでに運んできてくれないかとお願いされたそうだ。
これでサーバルとかばんちゃんの分も、おかわりもし放題。
「こんなに飲めないわ」
嬉しそうにフクロミツスイは言った。
かばんちゃんはひらめいた。
渡り鳥のネットワークでいろんなちほーのそこでしか手に入らないものや美味しいものをたくさんのフレンズが来られそうなところに集めて、遠くのフレンズには届けてあげる。そういう場所があると良いんじゃないかと。
「そういうのって確か『まーけっと』って言うんじゃなかったかな」
それはすぐに実現した。
色とりどりのテントに、いろんなものがいっぱい。ジャパリまんにもいろんな味が。アルパカカフェの支店には新作のヤシの実ジュースやジャスミンティーなんかもある。
たくさんのフレンズさんで賑わっていた。
その中に『ジャパリハヤブサ宅配便』も。
ハヤブサは忙しそうに、そして嬉しそうに。
それからそれから。
いつしかここはこう呼ばれるようになりました。
『あまぞんちほー』と。
ジャパリハヤブサ宅配便 おが @oga
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
カミヒトエの色/タコ君
★34 二次創作:けものフレンズ 連載中 75話
けものフレンズ恋愛短編集/気分屋
★111 二次創作:けものフレンズ 連載中 13話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます