ジャパリまんみずうみ

@uta-ko

ジャパリまん 湖 ちほー

「ツギノチホウニ ツイタヨ」

「うわー、かばんちゃん、水がいっぱいあるよ!」

「プレーリーさんとビーバーさんのいた、"こはん"みたいなところだねサーバルちゃん」

「ねぇボス、ここはなんてちほーなの?」

「見た感じ湖みたいだし、ここもこはんなのかなあ」

「ソウダネ ココハ ゴコクエリアノ コハンチホウダヨ。コノミズウミハトクベツニ ナマエガツイテイテ、ジャパリマン コ ッテ イウンダ。ジャパリマン ミタイニ マルイカラ、ソノナマエガ ツイタンダッテ」

「へぇ~ほんとだ、まんまるですね~」

「ジャパリまんこ!ここはジャパリまんこちほーなんだね!」

「さ、サーバルちゃんそれは……」

「ツアーコースハ コノ ジャパリマン コ ヲイッシュウダヨ。ソレジャア イコウカ」


※場面転換※


「がーいどがいど!ジャパリまんこがーいどー!」

「サーバルちゃん…あのね……」

「さっきからジャパリまんこジャパリまんこ言ってたらジャパリまんこ食べたくなってきちゃった!まちがえたジャパリまん食べたくなってきちゃった。ボスー、ジャパリまんもってない?」

「そういえばボクもお腹が空いてきたかも。ラッキーさん、ジャパリまんってこのあたりにはないんですか?」

「チョット マッテネ…………コノサキ スグニ アルミタイダネ」

「じゃあそこまで行きましょう」

「わーい!ジャパリまんこで食べるジャパリまんこはどんな味がするんだろう、たーのしみー!」


※場面転換※


「おーいしー!」

「景色が綺麗だねサーバルちゃん」

「けしきもきれいだし、かばんちゃんといっしょに食べるからもっとおいしいね!」

「えへへ、そうだね///」

「あっそうだ、わたしもトキみたいに歌にしてみようかなっ。

♪ジャパリまんこーでーたべーる ジャパリまんはー とってもー おーいしーいー!

♪ジャパリまんこのーあじがーしてー かばんちゃんのーあじがーするー!

♪ああーおいしいー ジャパリまんー ああーおいしいー ジャパリまんこー」

「わー」パチパチパチ

「サーバル ハ イエネコノヨウニ ナクコトモ アルヨ。 イエネコヨリ カラダガオオキイカラ、 ヒクイ ダミゴエニナルコトガ オオイケド コノ サーバルハ ウタモ ジョウズ ミタイダネ」

「えへへありがとかばんちゃん、ボスも!」

「でもねサーバルちゃん。さっきからずっと言いたかったんだけど……」

「なになにー?」

「その、ジャパリまん、と、こ、を、繋げて言うのは、ちょっとやめて欲しいかも…」

「えーっ、どうしてどうしてー?

ジャパリまんこって、言っちゃダメなの?なのでダメなの??」

「えっと、それは、そのぅ……」


だぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああ!!!!!!


「とりゃー!」ドガーッ

「うげふっ」

「やーっとおいついたのだ!ごこくちほーについたとたんアライさんをおいていくなんてひどいのだー!」

「あれはアライさんが飛んでいったかばんさんの帽子を追いかけて走って行っちゃったんじゃないのさー」

「アライさん!?それにフェネックも。よかったー。はなればなれになっちゃったときはどうしようかと思ったよ」

「無事合流できてよかったですー」

「はい、ミライさんのぼうし、かえすのだ。こんどはとばしたりしちゃ、ダメなのだ!」

「飛ばないように紐も結んでおいたよー」

「ありがとうございます。アライさん、フェネックさん。」

「このくらい、アライさんにおまかせなのだ!」

「はい。何はともあれ、またお二人に会えてホッとしました」


「ところで、かばんさんたちはなにをしていたところなのだ?」

「このジャパリまんこちほーをぐるっと一周してたんだよ!」

「ジャパリまんこちほー!アライさんもさっきほかのボスから聞いたのだ!ここがそうなのだ!」

「あのねーアライさん」

「だからねサーバルちゃん」

「それから、このジャパリまんこちほーのジャパリまんを食べてたんだよ!アライさんたちにもあげるね!」

「サーバルありがとうなのだ!でもアライさんたちもさっきたべてきたところだから、あとでたべることにするのだ。フェネック、アライさんのぶんももっててほしいのだ…」

「アライさんさっきもジャパリまん洗っちゃったもんねぇ。でも、ちゃんと預けられるようになって、アライさんも成長したねー」

「ふふーん!アライさんも、このジャパリまんこのように、おおきなこころをてにいれたのだ!アライさんたちは、むてきなのだー!」

「海みたいだもんねこのジャパリまんこ!……ってあれ?かばんちゃんどうしたの?顔真っ赤だよ?」

「かばんさん!?だいじょうぶなのか?ねつがあるのか?このジャパリまんこのみずをのむのだ!」

ぷしゅー

「ふむふむ、ははぁー。

アライさんたち、またやってしまったねぇ」

「フェネックぅ!?どういうことなのだ!?」

「ねぇ、かばんちゃんは治るの?だいじょうぶなの?フェネック?」

「あのねふたりとも、ちょっとこっちに来て……」


※フェネック説明中※


「うみみゃ~~///」

「のだ~~~~」

「ま、まさかつなげて言うとこうび…へんな意味になってたなんて!」

「アライさんれんこしてしまったのだ!アライさんはへんたいさんなのだー!」

「「ごめんなさい」なのだー!」

「まーまーふたりともー」

「ぼ、ボクもすぐに指摘してあげられなかったですし……」

「それにしても、じゃあここのことはなんて言えばいいんだろう…

こはん……ジャパリまんこはん…はダメだし……うみゃーん!かばんちゃーん!」

「えっと、みずうみ、って呼び方もあるから、みずうみ、って呼ばない?サーバルちゃん」

「みずうみ……みずうみ………みずーみ…………、みずうみで!

かばんちゃんはやっぱりものしりだね!こはんのいろんなよびかたをしってるなんて!」

「さすがかばんさんなのだ!アライさんもみずうみってよぶのだ!」

「これにて一件落着だねー」

「カバン、 タイオンガ ジョウショウ シテイル ミタイダシ、 ココデ ミズアビ シテイッタラ ドウカナ? ツメタクテ キモチイイヨ」

「ラッキーさん…そうですね!みなさん、水浴びしていきませんか?」

「もちろんだよかばんちゃん!」

「ふーははー!アライさんもふくをぬぐってことをおぼえたのだ!」

「アライさーん、まだ全部脱げてないよー」



ペポーポペーポー

ウェルカムトゥようこそじゃーぱりぱー

今日もドッタンバッタンお!お!さ!わ!ぎ!


うーがおー!


デン!(つづく)

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