おおー。水谷×チクリン夫婦だったとは。
水谷はてっきり滝沢と……と思っていたのですが、いったいどんな馴れ初めがあったのか。
(というのは、この新物語で描かれるのでしょうか)
作者からの返信
みなさんの驚きはそれなりに予想していましたが、素直な反応(笑)をいただき、作者としてはしてやったりの気分ですよ(笑)。
でも、奇をてらったりおちゃらけた気持ちはまったくなくて、姫という常に全体に気を配って学園とクルセイダーズを包み込んでいたであろう存在が失われたと考えたとき、彼女に代わりうるような存在が不可欠だと感じられました。
一人ではまず不可能だろうから、〝聖エルザ最強カップル〟を誕生させる必要があるなと痛感しました。
猪突猛進できるキャラはチクリン以外いないし、100%の頼りがいと力強さを体現するのは水谷以外いなかった。
ですから、この組み合わせは実にすんなりと決まりました。
それに、もちろんこれほどファンタスティックでかつファンタジックな組み合わせもないでしょう!
このカップルの誕生のおかげで、他のキャラは安心して(?)引きこもりしてられたり、母子家庭やったり、ヨーロッパで優雅に子育てに励んだりしていられるわけですからね。
このカップルの活躍を今後とも見守っていってください。よろしく!
まさかチクリンと水谷が一緒になるとは想像もしなかったなぁ。
照れる水谷とかメチャ優しいパパさんになってて読んでるこっちもニヤケてきちゃいますよ。
作者からの返信
下で@ryuさんが「水谷はてっきり滝沢と」っておっしゃってますが、なにしろ30年の年月が経過したのです。世代が一巡りして高校生だった人間が高校受験する子どもを持つ大人に一足飛びに変わってしまったわけです。物語は読みつがれる限り永遠のものですから、印象の強さは変わりようがないわけですが、運命の自然な変転を軸に置けば、残酷といってもいいくらい大きな変化がなければかえっておかしいことになるでしょう。
どこかでも書きましたが、この物語は30年前の忠実な読者への懐古的な事後報告ではありませんからね。水谷が優しいパパであるのがリアルに感じられなければ、現在進行形の生きた物語ではなくなってしまうってことなのですよ。
そういうリアルを積み重ねていって、30年経ったことが単に時の経過ではなくて物語の成長でもあるように書く。それが私の役割だし、まだそこまでは期待されていなくても、そういう形ですべてを納得して読了していただくことが私の願いでもあります。
まだまだ先は長いのですが、〝意外な〟どころではないお話になるはずです。どこまでもついて来てくださるようお願いします!