あらすじにある、『40才になったクリエイターが18才の自分に届けたい言葉。』の通りのお話です。
クリエイターの喜びのお話です。
ただこのお話にはきらびやかなだけではなく、『社会人としての』クリエイターが描かれていてます。とかく社会人は理不尽に晒されます。定常作業でないクリエイティブな職業なら尚更です。
だからこそ、成し得た感動はひとしおなのでしょう。
クリエイターを目指す人には先達たりえる物語で、社会人には「こんな先輩が欲しかった…」と思える物語です、いやホントに。
そしてこの作家さんは筆も早くて、それもクリエイターを生業としている方の力なのだな、と感心させられます。
クリエイターを目指す社会人『未』経験者の方に、この作家さんの創作論、『つくりかた兼人録』と併せて、是非読んでいただきたいお話です。
もちろん、社会人の皆様でも楽しめるお話です。