物語の始まりは成人男性型の人造人間レイがご主人様である女の子と平和に暮らすシーンです。
しかしレイはただの人造人間ではなく、実は殺戮兵器として生み出された存在。本当は家事をするための人造人間ではないのです。
ちょっとした異変からレイが殺戮に目覚めそうになってしまい……
そんなことをしないで、今までどおり平和に暮らせれば……と祈らざるをえません。
レイと彼女は夫婦でもありきょうだいでもあり、確かに愛でつながった家族です。
レイは人造人間だからかどこか淡々としているのも雰囲気が出ています。だからこそ彼女の顔に反応するところがつらい。
二人がこの先またかつての暮らしを営めるようになるのを願っています。無理かな。いやでも夢を見たいです。
素敵な作品をありがとうございました!