知多
明日は我が身
ああ、愛していますよ、と
あなたは言う
何気なくなんでもないように
安売りされているその言葉に重みはない
重みなど求めてもいないのだけれど
無性に求めてしまう理由は?
透かして見てみよう
何に
ガラスにでもなんにでも
真っ青な顔が見えますか
見えたならそれはきっと正しい
あなたが歪んで見えたなら
それはあっているのでしょう
それくらい不確かなモンなんだな
麻薬で全部あやふやにされてしまっている?
あなたならわかるはずだ
まだ見ぬ何かを見つけられるはずだ
何を言っているかって?
ああ、愛しているということだ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます