第150話「風邪なんて都市伝説だろう?」
「うーん…雨が止みませんねぇ…」
「これだと外で遊ぶのが大変だなぁ…」
「姉さんは遊ぶことばかり考えすぎじゃないですかね? 正直姉さんが年上っていうのが信じられないときがあるんですけど」
「何言ってるんだ、太郎。私はいつまでも遊び心を忘れずに生きていたいって思うから、全力で遊んでいるんだぞ?」
「なんだかダメな大人が言いそうな台詞ですね。そこまで言うなら遊びに行けばいいじゃないですか」
「でも雨降ってるし…いや、待てよ。雨だと外で遊ぶ人はいないからいつもより場所を取って遊べる…? 太郎、今すぐ遊びに行くぞ!」
「嫌ですよ、風邪引くじゃないですか」
「何言ってるんだ、風邪なんて都市伝説だろう?」
「そんな訳ないでしょう」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます