第73話「封印を解くのはダメじゃ!」

「あれ、ハルカさんとユノじゃないですか。何をして…ハルカさん?」


 ハルカさんが走ってきて僕の後ろに回り込んだ。


「た、助けてくれんかの?」


「それは何からですか」


「私からよ」


「なんでユノが答えるんですか…それで何をしてるんですか」


「ちょっとした遊びよ」


「違うわ! こいつが妾の封印を解こうと襲いかかってきたのじゃ!」


「つまりお面を取ろうとしたわけですね」


「そういうことよ、だってハルカの顔が気になるもの」


「封印を解くのはダメじゃ!」


「そう言われるとやりたくなるじゃない」


「全く…ユノ、新品の縄ですよー。お座り。待て」


「くっ…」


 縄を遠くに投げた。


「取ってこーい」


「わんわん!」


「これで一件落着ですね」

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