応援コメント

第6話・水仙の女」への応援コメント

  • 語彙の豊富さと単語選択の的確さのおかげで、当時の都心の空気を体感できるようですね。
    また、花の描写が多くて大変に視覚的な文章だと思います。脳裏に色彩が浮かぶようです。

    たいへん勉強になりました。

    作者からの返信

    主人公の父の愛人がいた当時の小石川は、「太陽のない街」というプロレタリア小説の舞台となった共同印刷の工場がある街で、「赤ひげ」の小石川養生所もあった古い町なので、四ツ谷と並びしっかりと私生活描写を書かなくてはならないなと。そして私自身が学生時代に過ごした地域でもあるので、当時の記憶にのっとって書いています。目白のサナトリウムは反対に、武家の屋敷だった生活感のない高台に開けた、西洋風の一角というつもりで。当時としては珍しい西洋の植物をふんだんに取り入れて設計しました。モデルは東京丸の内の「三菱一号館」の中庭です。

  • 人名、大祐が混ざっていますか?蒼太郎君の最初の名前かな?

    作者からの返信

    ご指摘ありががとうございます。第一稿での名前の訂正漏れです。修正します。