この頃の時代背景としては、第一次世界大戦の特需が終わり、シベリア出兵をやってしまった頃ですね。
とどめの様に関東大震災が来るので、どんどん世相が悪くなる頃でしょうか。
暗い時代の入口が見えるようですね。
作者からの返信
第一次大戦後に国連からの海外の委任統治も得て、日本が海外に少し進出した時期ですね。その様子に投資する海外企業も居れば「調子こいてる」といつか引きずりおろそうと画策する軍部もいるわけで。
情報収集に疎い日本が「一つの国での経済界と軍、政府外交の温度差」に気付けず、なぜこうなるのかがわからないままに。とりあえず明治期からの激しい動きがひと段落して国内に目を向けざるを得なかった時代です。
昭和5年、というのが1つのターニングポイントの年だったという気がします。
自主企画からきました。
描写が綿密ですね…
作者からの返信
コメントありがとうございます。世界と日本の関係は激しく変化しているのですが、蒼太郎の小さな世界はまだ小さなままなので、その辺を書き込めたらと思いました。ちなみに当時の日本政府は関東大震災の復興費用をアメリカの巨大銀行から借入し、戦争中もずっと返し続けていました。膨大な利子を含めて完済したのは昭和40年代後半でした。