第31話 最終話

「俺は…満が…好きなんだ」




とうとう言ってしまった。




そう言った瞬間、満にキスされた。




俺も驚きながらもそれを受け止めた。




「俺、何度も、何度も…兄貴が好きって…思ってたんだ。」




口づけした後、満が言った。




俺達は抱き締めあって、お互いの欲望を吐き出した。



何時間も、抱きあって、抱きあって、俺達は明け方までお互いを求めあった。
















朝になり、俺は言った。


「満、一緒にプリン食べよう。」

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誰にも知られてはいけない 杏仁豆腐 @Shoko560115

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