生まれ変わったら妖界にいました

第1話ここ、何処ですか？

目が覚めるとそこは空でした。

「きゃぁぁぁあああああ！」

どんどん高度が下がってゆくのを感じですいました。真下には人のようなものが居るようにも思えます。

「そこの男の人、私を受け止めて下さいｰｰｰ！」

「…え？」

ドーン！！

「いてて…はっ！大丈夫ですか？」

「はは、なんとか…あの、降りてもらっていいですか？」

「す、すみません！…ん？」

「あのぉ、どうかしましたか？」

男の人と普通に話していましたが、その男の人は少し…かなり普通の人間とは違っていました。

その男の人は頭に動物の耳を持っていたのです。

…ここは、地きゅ―人間界ではなかったのです。

「ここ、何処ですか？」

「…え？ここは、植物の妖怪が治めているブラッディランドの王都『桃』ですよ？」

知らない国名と王都名を言われて困惑している内になんとなく現状を把握出来てきた。

要するに、ここは異界というわけなのです。

「えぇぇぇぇぇえええええええ！」

そんなこんなでハチャメチャな異世界転生物語の始まり始まり～