私の昔の日記より。
柴田ちろ
第1話 恋心
生きるのって苦しい。
誰が私を抱きしめて、涙を拭いてくれる?
ひとりを感じてしまうと、とてつもなく
惨めで、哀れで、どうしようもないし、
今日は泣いた。
存在意義について常に問うた。
あってないようなものと知りつつも。
ハッピーなことを考えていたい。
そういう生活を送りたい。
便が詰まっている。
出し切りたい。すべて。
幸せとは、
私にとってのそれとは、何ぞや?
笑って暮らしたい。
考えさせられることばかり。
どうしたら問題は解決できるのか
端から見極めなければならない
端から少しずつ整理せねば。
一気にやろうとしない。
自分でもわかってる
これは恋ではないし、恋にしてはいけない。
だから笑顔を拝めるだけで十分なのですよ。
私には今、あの人だけで
私の事半分はお見通しだし
よくわかってくれて、受け入れてくれて、
時に厳しく 時に優しく
私なんかを大切にしてくれる。
大大大大大好きな人。
恋じゃないって言ったらおかしいかな。
だけど人として、異性としても 大好きだ。
尊敬してるし、一緒にいたい。いつまでも。
いつか好きっていえるかな?
いえなくてもいい。
ずっと、好き。
君が隣にいて、笑ってくれるなら、ずっと。
恋心は保留です。
とりあえず。
でも好きですよ。
でもたぶん、気のある素振りや言葉を見聞きしたら
また気持ちを奪われそうになるんだろうなと思う。
本気でもしも好きになってしまったら、
そのときは、
なんとなくじゃなくて、本気でぶつかるつもり。
必死になるつもり。
そういう恋をしてみたいです。
これまで、
二日酔いしていた時は
学校遅刻してはちみつレモン届けたり、
チーズケーキ焼いて持ってったり、
誕生日にクッキー焼いてカード添えて渡したり……
あ、ちょっとやりすぎたわって、誕生日の時は思ったけど(笑)
恋って気持ち悪いほど、色々原動力です。ダメになるくらい。
つづく
(17歳の時の日記より。なんかかゆくなるくらいだね。好きだったんだね。恋って素敵だなあ(遠い目))
私の昔の日記より。 柴田ちろ @chikachilo92
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