ハッピー・バースデー
嘉田 まりこ
運営さん、ありがとう
一年365日、うるう年なら366日。
毎日いくつもの新しい命が生まれている。
十月十日、もしかしたらそれ以上かかって生まれてきた子。
とっても早く生まれた子も大勢いるでしょう。
安産だったり、難産だったり。
無事に生まれたあとも色々あって……
生むのは簡単だったのに育てるのが大変だったり、その反対に、生むまでは大変だったけどいざ生まれてきたら思ったより手がかからなかったり……
優しい子やロマンチックな子、色っぽい子やエッチな子、ミステリアスな子や真面目な子、変わった子……etc.
素晴らしい個性派が揃う中、我が子はたくさんの出会いを経験して、さらに成長した。
我が子だけじゃなく、私自身――そう、親も、たくさんの出会いを通じて一緒に成長した。
……いや、今もなお、成長し続けている。
カクヨム、一歳おめでとう。
運営さん、私たちの子どもに舞台を用意してくれてありがとう。
あの柱曲がってますよ!
床がギシギシいうよ。
釘が出てて危ないじゃないか!
台本こう変えた方がいいんじゃない?
衣装ちょっと変!
もっといい演目にして欲しいなー。
役者の親たちの様々な意見に耳を傾けてくれてありがとう。
すみません、我が子可愛さに激しくなってしまうこともあります。
でも、だけど……
なんだかんだ言ってても……みんなここにいる理由はきっと――
『……好き』
――だからだと、私は思ってます。
ハッピー・バースデー 嘉田 まりこ @MARIKO
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます