物語として楽しめる指南書

小説の書き方の基礎をうまく盛り込んだ、高校生アマ作家の日常を描いた物語です。
スランプやエタナールなど、同じ道を歩むものとして共感する部分もあれば、心に刺さる新しい発見もあり。
登場人物一人ひとりの小説、執筆に対するスタンスが違って「この物語の中で生きている」という感じがしました。
これから小説を書きたい人にも、書いていたけれどさまざまな理由で筆が止まってしまった人にも、物語を生み出したいすべての人におすすめの一作です。

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