01 きっかけ
まず、私とかれが知り合ったのは
インターネットの掲示板だった。
いわゆる「メル友募集掲示板」である。
あれは2011年の6月4日、確か17時頃
友人が紹介してくれたあの掲示板に書き込みをしたとき
私はまだ中学3年生だった。
・.。゜・。゜.
結論から言ってしまえば、今現在
私は「彼」と連絡を取っていないのだった。
というより、取れていない。
私は、拒絶されてしまったのだ。
かつて恋い焦がれた、
命をまる投げにしてもいいと思えた、
私の人生の救世主に。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます