辛い過去があったからこそ……

「バレンタインデー」という単語を含んだタイトルを見て、
胸がキュンキュンするような物語が始まると思っていました。

いざひも解いてみると、胸にグサグサきました。
語り手である高木くんにとって、バレンタインデーは、
まさに「涙」しかない(笑)。

ですが、安心してください。
最後まで読み進めていけば、きっとニヤニヤできます。
少なくとも、私はそうでした。