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ライオン(その4)」への応援コメント


  • 編集済

    ええ話や……
    そして祖父から説教される父親がそのまま改心して感動秘話、じゃなくて
    その理論だとあんたも猫だし諺を教えたのは俺だぞう! と微妙に反撃するのがいいですね
    リアリティというか人間心理というか、クスっとくる笑いがある

    作者からの返信

    間違ってる人間が簡単に改心すると「それができるのになぜ間違えた?」というのが気になる性質があって……


  • 編集済

    ライオンでは子煩悩なパパ。出産で初めての子との出会いのお話か、感動的で良いなぁ。と、思いきや。思い入れが強すぎて、自分の理想へ押し込めようとしてしまう、ともすれば誰でも陥りそうな、子育ての間違った認識のお話だったのですね……。意外なところを突かれました。「こんな子どもになって欲しい」という気持ちが強すぎて当の子ども本人のことが見えなくなってしまうんですね。
    その子が生まれ持ってる性質を、ありのまま愛してあげる。言葉にするととてもシンプルで簡単そうなことなのに、実際にはなかなか親ならではの葛藤があって一筋縄じゃいかないのかも知れないなぁと思いました。
    無理矢理させられていても結局は本人が興味を持って好きでやっていなければ向上心も生まれないから難しい所ですね。本人のことを思ってさせていることでも。

    キーになるのがおじいちゃん。親子三代の関係がとても良いです。向き合って相見えて戦って和解みたいな流れが、猫よりちょっとだけ獅子っぽさもあって。それでも、やっぱり親子で猫という血は争えないんだよ、というところがなんだか優しくて好きでした。

    作者からの返信

    親による理想の押し付けは色々なところで聞きますね。関係性を俯瞰して見られる人が必要で、その視点を持っているのがかつて同じように幼子の親だった祖父や祖母なのだろうなと思います