応援コメント

第7話 編集と二人三脚 多々学び」への応援コメント

  • 非常に良い体験をされていますねー。

    職業的な編集者は、常に「職業的なライター、文筆家」と仕事をしているわけで、そこまで丁寧な文章にまつわるやり取りというのはまずしないと思います。先方が、はるさんがライティングについてのプロでは(まだ)ないということを理解して対応してくださっているのでしょうが、それにしてもたいしたものだなぁ、と思います。(文筆も編集もやったことあるのでなおさら思います)

    さらに言えば、翻訳や通訳という「誰かの言葉を仲介して、別の誰かに伝える」という業界の特徴がそうさせている面もあるかもしれませんね。

    翻ってみれば、小説や物語というものも、自分の中にありながら、その作品世界で生きる人々のものであるとも言えるでしょう。とすれば作家とは、「彼らの物語を仲介して、読者に伝える」仕事であるのでしょう。少なくとも自分は、そう考えてなにもおかしなことは感じません。

    「誰かに伝える」という点で、今回の仕事がはるさんにとっての一つのエポックになるかもしれませんね。

    今後も楽しみにしております。

    作者からの返信

    コメント有難うございます。とても嬉しく何度も読み返しておりました。
    プロのライターである師匠の視点からお伝えいただき、もう一つの貴重な目を得た思いです。なるほど、を通り越して、うーんと唸ったきりしばし思念の海に深く潜っておりまして返礼遅くなり失礼お許しください。
    確かに、連載の雑誌の執筆陣にプロのライターは、恐らく一人もいません。本業の専門家としてテーマに沿って書くけれども、素人の集まりですから、その分も含めて編集者が頑張ってくれているのだと改めて気付きました。今朝も校了直前の確認メールが入っており、編集者の熱意に頭の下がる思いです。

    かつてお世話になった翻訳・通訳の世界(業界)でも、「誰かに伝える」工夫は人一倍、心に掛けていたつもりだったので、「伝わっているつもり」になって居たことにも気付かされ、仰る通り、本当に貴重な体験を重ねております。

    本業は、人を育てる分野です。言葉を介して人間の成長と良好な対人関係形成を促すという点からも翻訳・通訳の経験を生かしつつ、奮闘しております。

    現在、新学期授業の準備で「読む修行」を一旦お休みしていますが、また落ち着いたら復活させます。
    授業もまた「誰かに伝える」大事な修行の場と思い、「書く修行」にも重ねて、心していきたいと存じます。

    お忙しい中を見守ってくださっていることに、心からの感謝を込めて。
    有難うございました。