Good-Bye, My Dear. (第32回33回合同座談会開催済み)

エントリー#32


作品名   Good-Bye, My Dear.

作者名   雪星/イル

作品URL  https://kakuyomu.jp/works/1177354054882807974



作品のキャッチコピー、あらすじ

『あたしは、だから、さよならを言う準備をする。』


あたしには、受け入れなければならない死が二つあった。

それは、あたしの親友、篠路 ミキの死。

そして、もう一つは、あたしの父親の死。


あたしは、うまくさよならを言えるだろうか。



作者からの一言、メッセージ


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座談会


ななせ「第32回33回合同『座談会』を開催します」


七瀬 「合同『座談会』とは一風変わった趣向だね」


ななせ「はい。2つの作品は同一の作者さんなので、それに両方とも冒頭部分なので、ここで一気に語ってしまいます!」


七瀬 「なるほど。それじゃあ、早速語って行こうか」


ななせ「エントリー作品は『Good-Bye, My Dear.』『或る蝙蝠の話。』の2つ。作者さんは、雪星/イルさん。ツイッターではイルシスさんとして活動しています。以前から親交のある作者さんで、お互いの作品を読んでいますね。まずは『或る蝙蝠の話。』から語って行こうと思います」


七瀬 「どんな話なんだい?」


ななせ「……わかりません。なんと言っても冒頭の200字しかありませんからね……」


七瀬 「確かに、これで物語を読みとれたならエスパーだね」


N氏 「おそらく、『ソビエト連邦』や『ユーゴスラビア連邦』など、過去に崩壊した連邦国家をモチーフにした物語だと思われる。作者は安全保障を専攻しているので、おそらくは社会情勢や国家の危機や崩壊などを、安全保障やテロに絡めた骨の太い物語にしようとしているのではないだろうか?」


ななせ「なるほど。早く続きが読みたいですけど、おそらく作者さんはもう一つの『Good-Bye, My Dear.』を先に完結させるんじゃないかなあと思っています。ことらは、同作者の『わたし、‘わたし’、“わたし”。』の続編的な作品になっています」


https://kakuyomu.jp/works/1177354054881102958


七瀬 「『わたし、‘わたし’、“わたし”。』に関しては、この企画の応募要項のページで一度説明しているね。我々も読んで思わず呻った作品なので、まだの方は是非とも読んでもらいたい」


https://kakuyomu.jp/works/1177354054882669654/episodes/1177354054882670099


ななせ「『Good-Bye, My Dear.』は、すでに冒頭6,000字ほど書き上がっていますね。読んでみた感じ『わたし、‘わたし’、“わたし”。』の続編というよりは、同時間軸を別の人物の視点で語るB面的な物語だと思いました。ここから本編の時間を追い越す可能性はありますが。『わたし×3』の主人公が『わたし』こと『篠路ミキ』なんですけど、『Good-Bye』の主人公は別の『あたし』で、『わたし』と『あたし』で一人称を使い分けているところがニクイなあと思いました」


七瀬 「細かいけど、こういう心配りって物語を書く上では大切なんだよね」


ななせ「『Good-Bye』のほうの主人公なんですけど、僕は『わたし×3』で

の主人公『篠路ミキ』の二人の友人『アイ』と『メグ』の――『メグ』だと思っていて、たぶん彼女の視点で今後の物語が語られていくんだと思います」


N氏 「個人の生体情報の全てを記録して、死者すら再生できる『バイオローグ』と呼ばれるガジェットが存在する近い未来――自殺を図り、一命をとりとめながらも決定的に『わたし』であることを失った『篠路ミキ』。そして、その友人である『あたし』が、どのような別れを経験するのか、そしてもう一つの別れがどのようにかかわってくるのか、ぜひとも続きが読みたいところだ」


ななせ「ですね、作者さんは忙しい方なので、あまりプレッシャーにならない程度に続きを催促したいところです」


N氏 「続きをよませろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」


七瀬 「N氏が『SF読みたい病』を発症してしまった……」


ななせ「まずい……僕たちにも感染する前にこの『座談会』を閉じよう」


七瀬 「続きをよませろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」


ななせ「これで……『座談会』を……続きをおおおおおおおおおおおおおおおお」



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