04. 喧嘩への応援コメント
喧嘩というサブタイトルからまさかこの二人がそんな不穏なことに!?と心配していたのですが、杞憂でよかったです。
二人が本当に可愛いです。
今まで二人の間で夫が女であることも妻が男であることもまったく問題にされてこなかったので新鮮ではありました。
たまには男を主張したっていいじゃない!とアゼルを擁護したくなるんですけど、こんなやり取りをしたからには、これから先はきっとエレニアの心を守るために控えるのでしょう……。
作者からの返信
はじめての喧嘩!でした!
不満や文句を言わず暮らしてきた、というのは、それだけ共に過ごす時間がなかったということでもあって、同棲を始めてようやく口論が、というイメージで書きました。最初から同棲してるんですけども!
まだ13歳の小娘には男女の性差を受け入れるだけの心の余裕がなく、此度もアゼルが、しかも相手の「女」を感じたのではなく自身の「男」を主張するという形だったからこその喧嘩になりました。
もう少し大きくなったエレニアがアゼルの男性性を感じたとき、このお話はひとつの区切りを迎えると思います。
がんばって書きます。
03. 金糸への応援コメント
金の糸にそんな意味があったとは……!
早くアゼルの姿を見たいような、まだ大事にとっておきたいような、複雑な気持ちです。このもどかしさがたまらない魅力です!
作者からの返信
たったの三話で私の方が音を上げて、出し渋るつもりだった外見の描写を入れてしまいました……心が弱い!
彼の、あるいは彼女の容姿は作品にとって大切にしたい、意味のあるものでもあります。けれど、あくまで主眼は季節を追うごとに近づいていく二人がどのようにしてその関係性――夫婦――になっていくか、というところにありました。
どうしても遅々とした歩みになる二人は確かにもどかしく、けれどそれを魅力と言って下さったことは救いになります。ありがとうございます。
02. 客人への応援コメント
可愛いです。可愛い。エレニアに褒められて喜んでしまうアゼルが愛しいです。何も知らないけど、何となくアゼルの機嫌がいいことを察するエレニアも。
食事の前の祈りの言葉にもふたつの民の特徴が出ていて素敵です。
05. 贈物への応援コメント
「生まれてきたのが、あなたでよかった」。
これが何よりもの贈り物だなと感じました。
物より、思い出より、存在を尊ぶ言葉。
この一言で生きていけることだってあるんじゃないかな、と思うわけですね。
誕生日(というか年齢)の数え方が出身によって違うというのも面白いですね。
これからは毎年お祝いできるといいですね。
いえ、するんでしょうね。
その日が永遠に大切な日でありますように。
それにしてもイスファは大変だ……!
作者からの返信
特別なワードという意識なくえいっと繋げた台詞だったのですが、そう仰っていただけたことでなんだか素敵な言葉になったような心地が……ありがとうございます!
いずれ赤ちゃんが産まれたら盛大に祝うことになりますし、何年もこの地で暮らす内に本人が気付いた時には集落を挙げての宴になるんじゃないかなぁと思っています。それでも、最初の一回はいつまでも記憶に残るだろう。残れ。と思って書きました。
図らずも相談役になってしまった彼女の手を離れて、いずれ夫婦間の問題は二人で解決できるようになるはずなのですが、それまでは頑張ってもらいたいですね……!