第7話 自己紹介
「はーいみんな席についてー?今日は転入生がいます、それじゃ自己紹介をコーキさんからどうぞ」
みんなが席に着いたのを確認して、目で合図を送ってきた。
「えーと…異世界から来ました?弘気です。これからよろしくお願いします?」
この世界の礼儀作法は分からないので会釈して一歩後ろに下がった。
「主殿の刀だ。」「同じく杖です。」
お辞儀して一歩後ろに下がった二人に対しざわつきが少し大きくなった。…生物の具象化が今まで無かったと言っていたからかな?後、自己紹介俺より雑いな。
「私は子瑠璃と言います。おにぃの妹です」
よろしくお願いしますと言った妹に合わせてもう一度お辞儀をして、先生の方を向いた。すると、
「最後は私ね。今日からAクラスの担任を務めます、ステラス・メアともうします」
「えぇっ?先生も今日から転任だったん?」
「そうよ~あなた達のおかげでね」
んんん?どう言うことなんだろう?
「じゃあ空いている席に座ってー」
長机が並んでいてなんだか大学にいるみたいだ。大学みたいに高度な勉強をするのだろうか?とりあえずみんなで座れる席に行くとエリーさんが席に着いていた。
「エリーさん隣いいですか?」
「あっはいもちろんですどうぞっ」
さっき会ったばかりの人でも全く知らない人の隣よりはマシだな。ってあれ?先に妹が座った。なので妹をエリーさんと挟む形で席に着いた。
「…むむむっ」「ふっふっふー」
エリーさんと妹はなにやら火花を散らしているがほっとこう…
無題の異世界冒険譚。 渡樫しょこら @imoutohoshi
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。無題の異世界冒険譚。の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます