モノローグ
今年もよろしくお願いします
稲葉と一緒に仕事してると、楽しいし、面白い。
仕事の時間があっという間で、もっと一緒にいたいって思ったことも少なくない。
でもさ、なんだか、たまにからかわれてる気がするんだ。
『月が綺麗ですね』とか、イケメンに言われたら、一瞬でも勘違いしそうになっちゃったし。I LOVE YOUってさ。
それに、さっきだって、縁切り神社の帰りにばったり会ったし。
『明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします』って、直接言いたかったんだって。
なんでだろう。メッセージアプリとかで、すませられるのに。
もしかして、稲葉ってわたしのこと好きだったり?
ま、ま、まさかね!
ないないない……ありえないから!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます