驚愕!
そんなわけで、この作品に登場するあきはばらちほーは、日本という国の、とある町がモデルとなっている異界のような区画であります。
それも負のイメージが集約しているまるで邪悪な異世界のような町です。
(とある理由により現存されつつも封鎖されている、と言う区画のようです。)
迷い込んだのは、かばんちゃん、サーバルちゃん、そしてボス。
無邪気なサーバルちゃんは見慣れない物に興味津々で、一行は素直な好奇心で歩き回ります。しかし……
『のんき者のサーバルちゃんをして、本能が危険を察知したのだ。』(作中より引用)
作中のこの文章が出た瞬間、どこか笑える部分はあるものの、タイリクオオカミさんが時たま話してくれる怖い話以上の恐怖が読者の皆さんを襲います。
ひー! 怖い怖い怖い!
最終的に登場する生物達をきっかけに九死に一生を得ますが。その生物達も実態は邪悪そのもの。
これは、あきはばらちほーのモデルとなった町に出没する、とある存在を思い起こさせる生物達です。(実際に2003年頃、秋葉原ちほーのモデルとなった町で、この生物に良く似た生物に私も遭遇したことがあります。今もいるのでしょうか?)
最後の一文で、後日、迷い込んださらなる犠牲者の災難が示唆されていますが、彼女達の無事を祈るばかりです。