スキマニュース日記

親方！ 空から……

　毎日ニュースを眺めていると世の中信じられない出来事ばかり。悲しい出来事に不幸な出来事。ほっこりするのは季節の風物詩や動物ニュースくらいのものですよね。そんな中で私は毎日ネタになりそうなニュースを探しています。

　昨日も世界的に悲惨なニュースが多くネット上を騒がせていました。本当に悲しい事です。ただ、それでも取り上げるのは私が１番語りたいと思ったニュースになります。大事件ほど感想がテンプレになってしまいますしね。私が語るまでもないと言うか……(汗)。

　今回取り上げるのは私の大好きな不思議系のニュースです。取り上げるニュースを探していると目に飛び込んで来たのですぐにこれを取り上げようと決めました。

　５月２０日(※執筆時)のロイターの記事によると、カリフォルニア州の小学校で、校庭に多数の魚の死がいが散らばっているのが発見され、教員も生徒たちも首をかしげているそうです。

　教員は「この魚がどこからやってきたのか解明しようとしたが、分からなかった。死がいは校庭の遊び場や水飲み場で発見された」と話しているそうです。魚は校舎の屋根からも発見されています。

　生物学者によれば、暴風雨や竜巻が川などから小魚を巻き上げ、他の場所に運んでしまう事があると説明しています。時には６キロも離れた場所に飛ばされる事もあるのだとか。

　その一方で気象予報士は、この学校に魚を降らせた原因となるような気象現象は観測されていないと話しており、謎は深まるばかり。

　竜巻で魚が巻き上げられる現象は昔からありまして、私も物語でネタにしております。

　https://kakuyomu.jp/works/4852201425155000275/episodes/4852201425155000836

　で、このニュースのキモは今回はそう言う気象現象が起こった形跡がないと言う事ですよね。ではこの魚達は一体どこから？　謎は深まるばかりでございます。

　空から有り得ないものが降ってくると言えば少し前に日本でも起こりましたね。謎のオタマジャクシ事件。日本各地で空からオタマジャクシが降って来たと言う不思議な現象を覚えている人もいるかと思います。それは２００９年の出来事でした。

　確かあの時は鳥が落っことしたものだって事で決着が着いたみたいですけど、その可能性があると言うだけで鳥が落っことした瞬間を見た人は誰もいません。鳥が落とした説では説明の出来ない事例もあります。そうして騒ぎになった年以降は空からオタマジャクシが話題になった事さえありません。つまりアレはやはり謎現象だったのです。

　恒例の現象なら毎年同じ時期に季節の風物詩的に紹介されてもおかしくないはずです。それがあの年以降はちっとも話題になりませんからね。

　話を戻しますが、この魚現象もまた大きな騒ぎにならずに消えていくものかも知れません。ニュースの規模で言えば小規模でマイナーなものです。

　しかし、まだまだ世の中には解明されていない事があると言うのはロマンですよね。今後もがっかりするような種明かしはされずに、出来ればずっと謎のままであって欲しいとすら私は思ってしまいます。