第7話 エピローグ
今、俺はアクセルの街の正門前に来ている。
今回は例の白い鎧では無く、いつもの俺専用の漆黒の鎧だ。
徒歩では無く、きちんと首の無い愛馬に跨って参上している。
あの頭のおかしいアークウィザードの少女に、どうしても一言苦情を入れたくなったのだ。
街の神聖な気配の調査は、終わってなどいない。
知った事かっ!
リッチー?
ソードマスター?
『OPPAI』勇者?
なんぼのもんじゃい!
俺の邪魔をする奴等は、何者であろうとも、この大剣の錆にしてくれるわっ!
女神?
こんな辺境の街に居ついた女神なんぞ、どうせ信徒の少ない木っ端女神だろうがっ!
もし仮に女神がいたとしたら、都合がいい…。
とっ捕まえて恥辱の限りを尽くして俺の下僕にしてくれるわっ!
異世界に使いに行かせて、例の箱を充電する事を命じてやるっ!
そして…そして、あの遊戯のっ、続きをするのだっ!
-完-
あの頭のおかしいアークウィザードに怒りの鉄剣を! ふだはる @hudaharu
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます