応援コメント

10-2 死際」への応援コメント

  • なんだかんだ言って万次はやっぱりかっこいいですね。
    彼には男のロマンみたいなものを感じます。
    いえ、万次だけでなく、こちらの作品は全体的にハードボイルドを感じられてかっこいいのですが……。

    作者からの返信

     ”万次”は今でいうところの暴力団組長ですし、その中でも義侠的な要素が強い人をイメージしています。歴史書ではOOという武将が~OOという公家に~~なんてのが書いてありますが、それはあくまで表の世界。裏の世界は歴史書に記す必要はないし、知るすべがありません。一方で表と裏は密接に絡み合っているので、この作品を書く上で無視できませんでした。

     ”万次”は平気で悪事を企んで、実際に行動に移します。ただその根底には確固たる意志がある。”仲間に夢を見させる”。自分も含め下賤であったり世の中からはぐれた者、他所から逃げてきて生きるだけで必死な者。彼らを擁し、世の中に対して必死に抗い、かき乱す。

     現代においてこのような人物はあってならないのですが、ロマンを感じてくださったとのこと。光栄でございます。

    編集済