全体の工程表
執筆を開始するまでに作成するプロットの工程表です。
目次の代わりに置いておきます。
これは、
「大雑把に大枠を作り、少しずつ詳細を決めていく」
という作業を三回に分けて繰り返しています。
「第1段階」で決めた内容を「第2段階」で再度検証しつつ詳細を詰めていき、更に「第3段階」で最終的に執筆で使う設計図として仕上げる。
という流れです。
イラストなら「ラフ画→下書き→ペン入れ」。
戦争なら「戦略→作戦→戦術」というような関係性をイメージしてもらえれば良いかなと思います。
では、以下その流れ。
===============================
【第1段階】
1.「コンセプト3種作成」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882605779/episodes/1177354054882642183
物語・キャラ・世界観の三種のコンセプトを作成し、物語の目的や趣旨を明確にする工程。
ここで決めた内容を指針にして、これ以降のプロットを作成する。
2.「企画プロット作成」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882605779/episodes/1177354054882715367
コンセプトの内容を一度まとめて企画書として仕上げてみる工程。
他人に見せる企画書としての体裁を取る。
コンセプト段階からの失敗がないか、コンセプトで目指した面白さが発揮されているかを確認する作業。
読者を楽しませる要素が詰まっているか確認する作業なので、構成や設定の多少の破綻は気にしない。
(ここまでが第1段階。
ここから執筆に入る人が多い印象。
僕には無理だけど出来るならそれでも良い)
【第2段階】
3.「キャラクター構築プロット作成」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882605779/episodes/1177354054882860426
キャラクターの造形を定型的(テンプレート)なものから、オリジナリティあるものに作りこむ工程。
キャラクターの思考や行動、哲学などを、キャラクターコンセプトに従って作成する。
4.「各種管理表作成」
・見せ場(伏線)管理表
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882605779/episodes/1177354054883056725
・三幕八場管理表
(未作成)
・キャラ行動管理表
(未作成)
の作成。
物語をどのように展開させるのか、いくつかの視点から考えて整理する工程。
面白くするにはどうするべきか、目的を達成する為にはどうするべきか、矛盾点が無いか等を考えていく。
5.「基本プロット作成」
・キャラ基本設定リスト
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882605779/episodes/1177354054882959964
・世界設定リスト
(未作成)
これまで作成したプロットの総括として作成。
工程4までのプロットで決めた内容を、項目ごとに記入していき完成させる。
いきなりコレを作ると「設定ありき」の物語作りになって主従が逆転して後から苦労することになる。
(第2段階終了。
ここまで出来たら本文を書き出してもよいと思う。
俺は失敗しがちなのでもう少し練り込む)
【第3段階】
6.「執筆プロット作成」
管理表及び基本プロットを元に、
実際に執筆を行う際の各シーン単位での展開や情報の提示の仕方、目的や売りになる部分を整理する。
7.「カットプロット作成」
執筆プロットを元に、1カット分の展開をまとめたプロットを作成する。
文章量としては文庫本見開き2ページ程度。
脚本の作成方法を真似たもの。
これを使って実際に執筆する。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます