君よ、今こそ異世界日本に立て!

ファンタジーとしての高い完成度を誇りつつも、個人的には別世界の日本という設定に非常に惹かれました。
私たちにとってお馴染みの地名等が登場し、親近感を持って読み進められる一方で、SF的とも言える「ん!?」と驚いてしまうような相違点も豊富にあり、お話の要所要所で存分に読み手の想像をかき立ててくれます。
普通のファンタジーでは物足りないという貴方にこそ、是非オススメしたい珠玉の一作となっております!