第35話 ぼくの考えた幻獣
ふと気になって、自分が考え出した幻獣の一覧を作ってみた。2021年5月30日時点までにおれが創作した幻獣すべての一覧である。もう二十年以上小説を書いているので、それなりの数になるかと思ったが、書き出してみると、意外に少なく、以下のものだけのようだ。西洋や東洋の伝統的な幻獣を物語に登場させたことはたくさんあるが、それらはここでは取り上げていない。ファンタジーを書く時に登場させる幻獣は、たいていが西洋や東洋の伝統的な幻獣であり、自分で新しく幻獣を考え出すことはあまりなかったようだ。新しく幻獣を考えるのはとても難しいことで、半生をかけてこれだけにしかならなかった。「眠りこぼし夢こぼし」や「丸呑み」などは、小学生の時に考え出したものであり、大人になってから思い出して、自分の小説に使ったものだ。そして、最もよくできた幻獣はあえてここには書かずに隠しておこうと思う。
眠りこぼし夢こぼし。丸呑み。ダランダラン。仙女。珈琲魔族。
四神の異種(三十五種類)。
千年竜。古代竜。魔界竜。最果て竜。植物竜ジェドロ。
時間怪獣ドゲラ。吸血鬼マモネード。渇きの王。魚眼観音。観音姫。
悪我識魔王。魔蓮華。地獄主。毒主。外道菩薩。六道偽魔王。
ネガティヴの悪魔。悪魔ラヴエンド。ブルガーコフの悪魔。
赤竜ギジテル。蒼竜ボルグ。マギトラ(魔族)。魔族グラズナ。
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