第6話 幻聴が秘密兵器によるものか確かめる方法
幻聴で聞いていた内容というのが、同人誌の中身で、ぼくの趣味にあった同人誌についてくり返し幻聴を聞かされて妄想がふくらんでいました。
幻聴がもし、何らかの秘密兵器によるものであるかを確かめるには、ぼくが幻聴で聞いていた内容が東京の同人誌を作る連中の作った同人誌を話して聞かせていたのだということが証明できればいいわけです。
ぼくが2004年にフリーターをやっていた時に聞いていた幻聴は、主に、ヤリマンの女が宇宙船を支配するSF漫画と、ワンピースの二次創作です。
ワンピースの二次創作の内容は、ゴールド・ロジャーの最強のライバルは海王類に初めて乗った男であるというもので、一匹の海王類を飼いならし、ロジャーと互角の強さだったという内容です。
これは幻覚体験の終わり頃に、ただの二次創作の下手くそな漫画だと知りましたが、2004年のぼくはこの内容を信じて幻聴で聞いて感動して涙を流していました。
他にも、白ひげの能力は一輪の花を咲かせることだという内容のワンピース同人誌があり、その内容を幻聴で聞かされて、ぼくは感動して、その作者の女性に忠誠を誓いました。
つまり、どうでもいい情報で、その人物が興味があり知ることのできない情報を少しづつ教えることによって、その情報の対価を求めるという洗脳技術です。
もし、幻聴が秘密兵器によって聞かされているのだとしたら、ぼくが幻覚体験でしか確認していないこれらの同人誌が実在したはずです。国会図書館がすべての印刷物を保存しているらしいので、これらの同人誌が国会図書館に実在したら、幻聴は秘密兵器によるものだということです。
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