京極夏彦先生の『陰摩羅鬼の瑕』を思い出しました。確かに人の愛の形は様々ですけれども。これが純粋に『愛ゆえ』なのが怖い。
ラストで次々と畳み掛けてくる衝撃に、背筋が冷えっぱなしでした……
人間の『愛』からは、たいてい下心が見え隠れしているものだ.様々な感情に濁り、明確に定義できないものを『愛』といい、そのあやふやな部分が人間っぽさを構成している.純愛、純粋な愛、まじりっ気のない愛…続きを読む
ネタバレになってしまうので多くは語れませんが、自分は京極夏彦のとある長編に出てくる某伯爵を思い出しました。これも一つの愛の形なのですね……!
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