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2019年8月24日 15:58
>右近も実は薄々二人の仲は察していたが、ほんとうのところはどの程度の関係だったのか、今もって腑に落ちないでいるのだった。光源氏「どうせこんなことになるのなら、最後まで美味しくいただいておけばよかった」今回の和歌は、玉鬘の光源氏に対する返歌ですな。ながめする軒のしづくに袖ぬれてうたかた人を偲ばざらめや(長雨が続く軒の雫とともに物思いに沈んでいる私は、袖を濡らし、いかなる時もあなたのことを偲ばざるをえません)ずっと光源氏の求愛を迷惑がっていた玉鬘が、引き離されてしまった今は、光源氏の愛の歌に共鳴するような返歌を詠んでいるわけです。何だかんだ言っても、玉鬘が最も心を惹きつけられていたのは光源氏だったわけですな。さすがは、平安一のイケメン……。
作者からの返信
くっ、最後はやはり光源氏が持っていくのか。このイケメン、爆発しねえかなぁ。
>右近も実は薄々二人の仲は察していたが、ほんとうのところはどの程度の関係だったのか、今もって腑に落ちないでいるのだった。
光源氏「どうせこんなことになるのなら、最後まで美味しくいただいておけばよかった」
今回の和歌は、玉鬘の光源氏に対する返歌ですな。
ながめする軒のしづくに袖ぬれて
うたかた人を偲ばざらめや
(長雨が続く軒の雫とともに物思いに沈んでいる私は、袖を濡らし、いかなる時もあなたのことを偲ばざるをえません)
ずっと光源氏の求愛を迷惑がっていた玉鬘が、引き離されてしまった今は、光源氏の愛の歌に共鳴するような返歌を詠んでいるわけです。
何だかんだ言っても、玉鬘が最も心を惹きつけられていたのは光源氏だったわけですな。
さすがは、平安一のイケメン……。
作者からの返信
くっ、最後はやはり光源氏が持っていくのか。
このイケメン、爆発しねえかなぁ。