応援コメント

真木柱 その五十七」への応援コメント

  • >右近も実は薄々二人の仲は察していたが、ほんとうのところはどの程度の関係だったのか、今もって腑に落ちないでいるのだった。
    光源氏「どうせこんなことになるのなら、最後まで美味しくいただいておけばよかった」


    今回の和歌は、玉鬘の光源氏に対する返歌ですな。

    ながめする軒のしづくに袖ぬれて
    うたかた人を偲ばざらめや
    (長雨が続く軒の雫とともに物思いに沈んでいる私は、袖を濡らし、いかなる時もあなたのことを偲ばざるをえません)

    ずっと光源氏の求愛を迷惑がっていた玉鬘が、引き離されてしまった今は、光源氏の愛の歌に共鳴するような返歌を詠んでいるわけです。
    何だかんだ言っても、玉鬘が最も心を惹きつけられていたのは光源氏だったわけですな。
    さすがは、平安一のイケメン……。

    作者からの返信

    くっ、最後はやはり光源氏が持っていくのか。
    このイケメン、爆発しねえかなぁ。