応援コメント

行幸 その三十五」への応援コメント

  • さあ来た! 末摘花の歌だぞ唐衣!!

    わが身こそうらみられけれ唐衣
    君が袂に馴れずと思へば
    (我が身が恨めしくて仕方ありません。いつもあなたのおそばに置いてもらえないのだと考えますと)

    末摘花は、毎回毎回、馬鹿の一つ覚えのように「唐衣」のキーワードを和歌に用います。まあ、「唐衣」という言葉があったら和歌っぽくなると思っているのでしょう。
    この和歌のひどいところは他にもあって、玉鬘の祝儀のために贈った手紙の中に「恋の恨みの歌」を書くなんてものすごく場違い……(^_^;)
    光源氏も「ちょっとは空気を読めよ」と言いたいわけです。

    では、光源氏の返歌を見てみましょう。

    唐衣また唐衣唐衣
    かへすがへすも唐衣なる
    (唐衣また唐衣唐衣! ひたすら繰り返し唐衣とおっしゃるのですね!)

    ゲシュタルト崩壊しそうだよ! と、光源氏さんも切れる一歩手前のご様子。
    さすがは末摘花さん、登場したらやっぱりギャグシーンになってしまう……( ̄▽ ̄)

    作者からの返信

    唐衣唐衣唐衣唐衣……。
    唐衣って何だっけ?