応援コメント

明石 その三十五」への応援コメント

  • 藤壺の宮と明石の君の、琴の音色の対比が、2人の育ちや性質を表していて見事ですよね。
    明石の君はひっそりと自然を愛でながら感性を育んだのが想像できます。

    明石入道ゆかりの地、善楽寺に行ってみたいです。
    今年は夏に伊勢志摩を訪れたので、斎宮のところなど情景がよく浮かびました。

    今、上野の国立博物館で「やまと絵展」が開催されていて、源氏物語が一部展示されていますね(^^)

    作者からの返信

    来年の大河ドラマが紫式部をテーマにするらしいのでこれから源氏物語関係の出し物は増えてくるでしょうね。
    来年以降楽しみが増えるのはうれしいです!

  • >けれども明石の君は、ただ目の前の別れの辛さに胸を一杯にして泣き咽ぶのも、実にみっともないことなのだった。
    ……み、みっともない!? ここ、すごい違和感が……(^_^;)
    原文だと「されど、ただ別れむほどのわりなさを思ひ 咽せたるも、いとことわりなり」だから、「いとことわりなり」の部分は「まこと道理である」「まったく無理からぬこと」とか、明石の君に共感するような文章が入ると思うのですが……。

    ちょっと余計なツッコミかなとは思いましたが、ここの文章の解釈が違うとかなり内容が変わってきてしまうので指摘させて頂きました。ごめんなさい……(>_<)


    今回は珍しく女性のほうからの和歌ですね。
    明石の君が、

    なほざりに頼め置くめる一ことを
    尽きぬ音にやかけてしのばむ
    (あなたにとっては軽い気持ちの約束なのでしょうが、形見の琴を頼りにして、その一言を私はずっと悲しみ泣きながら心にとどめておきましょう)

    と、信じきられない源氏への思慕の情を詠っています。
    「一こと」の「こと」は「琴」を掛けているようです。

    対する源氏の和歌はというと……。

    逢ふまでのかたみに契る中の緒の
    しらべはことに変らざらなむ
    (次に逢う日までの形見に残した琴の中の緒の調子が狂わないように、私たちの仲も特に変わらないでいて欲しいものですね)

    自分は浮気するくせに、恋人の浮気は許せないっぽいですね……(心が狭い)。

    いよいよ、源氏が明石の浦を去る時が来ましたね。

    作者からの返信

    確認してみたら全然違っていましたね。
    あれかな。寝ぼけてたのかな(言い訳)
    ありがとうございます。修正しました。


    ようやく光源氏も京に戻る時が来たか。
    長いようで短かったような気もしますね。