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    御八頭への応援コメント

     成程、ミヤズが御八頭ですか。その観点はありませんでした!

     一水会の鈴木邦夫氏はヤマトタケルに関する著書で「魔性の女」と呼んでいましたが、確かにミヤズ姫が剣を忘れる様にヤマトタケルの足を引っ張っていた様にも見えるので、彼女が八岐大蛇サイドであったと解釈する事も可能ですね。

     クサナギの解釈については色々あるみたいですね。
     我田引水ながら、昔書いたもので、その内カクヨムにも加筆修正して掲載しようと思いつつ、中々その暇がないものですが宜しければご参考までにどうぞ↓
    http://aoishiro.html.xdomain.jp/ao_motoneta/kusanagi2.html

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    美夜受=御八頭。
    かなり強引ですが、うまくハマってくれたと自画自賛しています (笑)。
    ついでに、襲衣の裾に月が立ったエピソードと大蛇の腹から血がしたたってるエピソードを絡めて入れたかったのですが、さすがに無理でしたね。

    昔っから美夜受比売はヤマトタケルをたぶらかす悪い女だと思っていたので、鈴木氏の『ヤマトタケル』を読んで、みんなそう感じるんだって安心したのを思い出しました。

    サイト覗いてきましたが、いろんな解釈があって面白いですね。
    人民を薙ぐは、ちょっと怖いです。

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    紅蓮の業火への応援コメント

     ここも『古事記』だと相模国造に襲われた事になってますが、『日本書紀』だと駿河の話と伝承の捩じれがあるんですよね。
    「さねさし さがむのおのにもゆるひの ほなかにたちてとひしきみはも」
    の歌があるので『古事記』のが正しい伝承のようにも見えますが、『日本書紀』の方が話がシンプルなので、『古事記』の伝承は牽強付会で、両書の基となった『旧辞』に伝わっていたのは『日本書紀』の方が本来の伝承に近いのではないかというのが自説です。

     只、歌物語として記紀でどちらが優れているかという評価は言うまでもないので、創作する立場だと『古事記』よりになりますよね。

    作者からの返信

    そういえば、静岡の焼津は、このヤマトタケルのエピソードが由来でしたね。

    『古事記』は歴史書ですが、物語としても読みやすくて楽しいと思います。

  • キノコと酒の関係への応援コメント

     民俗学者の吉野裕子が著書『蛇』(講談社学術文庫)で八岐大蛇退治のモチーフと考えている『捜神記』の李寄という少女は大蛇に蜜を混ぜた米餅を喰わせて、その隙に犬をけしかけて李寄が斬り殺したという話があるのですが、蛇が米餅なんか食べるか? と不可解な印象でしたが、酒とか蜜とか臭いが強そうなものに引き寄せられると考えられていたのでしょうかね???

     それはとにかく、キノコを人の頭と間違えて齧るとかそんなシチュエーションがあったりして。

    作者からの返信

    米餅、面白いですね。
    『捜神記』には前から興味があったので、今度読んでみたいです。

    蛇である八岐大蛇が、どうして酒を飲むのか、今まで考えもしなかったけど、ちょっと気になってしまいました。
    まあ、神話だから、なんでもありかもしれないですが。

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  • その目赤加賀智の如くしてへの応援コメント

     ヤマトタケルに氷雨を当てたのを白い猪と伝えるのが古事記で、大蛇と伝えるのが日本書紀でしたね。
     これも伝承の捩じれの原因がよく分からないですが、『平家物語』の秘曲「剣巻」(底本により取り上げていない場合もありますが)では大蛇と八岐大蛇を結び付けてますね。私事ですが、これに因んで二次ゲームのタイトルに「秘曲剣巻草薙篇」と名付けた事がありました。

     『源平盛衰記』では話が発展して安徳天皇と思しき人物も関わって来たりしてますね。
    ↓あまり参考にならないかと思いますが、昔私がサイトに書いた『源平盛衰記』の草薙剣に関する話の説明です。
    http://aoishiro.html.xdomain.jp/ao_motoneta/kusanagi6.html

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    最初に読んだのが『古事記』だったからか、本当は猪のイメージのが強いんですよねぇ、伊吹山の神。

    安徳帝は、八岐大蛇の生まれ変わりとか竜王の娘とかいわれてますよね。
    私、安徳帝が実は女なんじゃないかという説が好きでして、それにこの竜王の娘のエピソードをからめた話をいつか書きたいと思ってるんですよ。
    そのときは是非とも、参考にさせていただきたいです。

    伊吹山といえば、鬼の伊吹童子の話も印象深くて、この話を書くときも、そこからヒントをもらいました。


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    まさかの温泉への応援コメント

     そう言えば、ヤマトタケルに関わる温泉伝承幾つかありましたね。
     過去に作成した二次ゲームのサービス(入浴)シーンで、崇神天皇が沐浴斎戒したり伊予国風土記の景行天皇が温泉に入った話やら風呂が仏教の影響で6世紀頃から伝わったとか余計な蘊蓄をしておきながら、肝心なヤマトタケルの温泉伝承の話を忘れていた事を思い出しました。

     と、私事はとにかくラブコメっぽいのラッキースケベなノリ大好きです(笑)

    作者からの返信

    ラッキースケベ、私も大好きです (笑)。

    ヤマトタケルの伝承はあちこちにあれこれありますが、温泉のも確かにありますね。
    私は東京住みなので、青梅の岩蔵温泉が真っ先に浮かびました。

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  • 深い眠りの底への応援コメント

     何か指定がついても全然OK!(コラ)

    作者からの返信

    主人公、中学生って設定ですので、PG12までになります (笑)。


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    前世の姿への応援コメント

    >日高は、神の剣だがミヤズの力だか何かで、前世の姿へと変えられてしまったのだ。

     私事ですが、作成した過去に作成した二次ゲームで葛城賀茂の神の影響がある主人公(原作にそれっぽいネタがあったこじつけですが)の血を吸ったアメノムラクモの剣が、主人公にそっくりな姿に化けて、それをラスボスにした事があります。

     葛城一言主が雄略天皇そっくりな姿で現れた様に、主人公に宿る葛城賀茂の神の力を吸収したアメノムラクモが人の姿を取るのは、『先代旧事本紀』では尾張氏の祖である天香語山命(記紀の高倉下命の事)の子が「天村雲命」であることや、『宋史』日本国伝では日本の2代目の王が「天村雲」である事、他にも宮崎県に天村雲命が天真名井に水種を移したと言う剣と全く関係なさそうな伝承がある事から、元々は「アメノムラクモ」が剣ではなく神や人の名前として伝わっていたんじゃないかと思った事から考え付いた設定でした。

     なので、前世の姿(にそっくり?)であるという事と神の剣によると言う話で共通点を感じて、一寸嬉しいです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    共通点なんておっしゃられると、なんだか親近感わきますね。

    「アメノムラクモ」という人たちがいたこと、初めて知りました。
    尾張氏と関わりがあるというのもまた面白いですね。

  • 袖すり合うも他生の縁への応援コメント

    >ヤマトタケルというのは、あまり幸せな英雄ではない。

     『古事記』では景行天皇に嫌われる不幸な皇子として描かれていますが、『日本書紀』では逆に天皇に好かれ、祝福されているんですよね。死んだ時は天皇は何事も手が付かずに昼も夜もむせび泣いて悲しんでいたと書いてあります。
     記紀の間で伝承の捩じれがある理由が分かりませんが、歴史学者のじい様達は前者のヤマトタケル像がお好きで、そちらのイメージで流布されているからか、一般的に前者のイメージが強いんですよね。

     草薙剣を美夜受比売のもとに置いて行ったヤマトタケルは間抜けっぽいですけど、『尾張国風土記』の逸文では草薙剣が怪しく輝いてタケルが取ることが出来ずに置いて行ったと理由づけてましたね。

    作者からの返信

    記紀でのキャラの違いは謎ですが、日本人は判官贔屓な人が多そうですし、悲劇のヒーローの方が受けは良さそうですよね。

    うちのヤマトタケルは、作者に似て間抜けという設定です (笑)。

  • 大和の英雄への応援コメント

    >もしもし、日高さん。

    >もしかして、アタマ腐ってます?

     ゴメンナサイ。身長3メートルのヤマトタケルの膨大なクサナギソ~ドでちょめちょめするパロディのBL小説をウケ狙いで作成し、日高さんの妄想を実現させてしまうところでした。(オイ)
     余りにも書いた後に虚しくなりそうなことと、エッセイのフォロワーが腐女子さん以外次々と脱落して行くであろう事態を想像して止めましたが、何か嫌な事があったら書くかも知れません(マテ)

    作者からの返信

    ダメです。
    あのような素晴らしくためになるエッセイを書かれる方が、そのような破廉恥なモノを一時のノリで書いたりしてはいけません。

    まあ、個人的には、ちょっと読んでみたいですが (笑)。

  • 美少女同士の熱い抱擁への応援コメント

     この度は自主企画に御参加下さり誠にありがとうございます。

     日本武尊ネタは昔二次創作ゲームで取り扱った事があり、しかも原作はアオイシロという百合ゲームだったので、題名に思わずときめいてしまいました(笑)

     日本武尊といえば元祖男の娘ですが、身長一丈と伝わっており、これが北斗の拳のケンシロウ相手ならば「こんなデカイババアが居るか」という名言と共に殺されてしまうところでしょうが、熊襲の方々はきっと目が3の字で表現されるようなド近眼だったのだと想像して自分を納得させています(マテ)

     ラノベっぽい軽快なノリで読みやすく、尚且つ「穂積」など分かる人には分かるネタが紛れ込んでいてとても良いと思います。

     実は自分も伝奇を書いていた頃の名残で、伝奇とは全く関係のないラノベ風格闘技メインの小説で人名の姓に小碓・美夜受・火明、織戸橘(当て字)、草薙、川上、名でも武、「穂積」にかけて「火受美」とつけたり、現時点では最強の敵に伊吹と名前を付けたりしていたので共感してしまいました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    こちらこそ、素敵な企画をありがとうございます。
    企画内容を読んで、その昔、『久遠の絆』にめちゃくちゃ興味があったけど、買おうかどうか迷い、結局未プレイだったことを思い出して懐かしくなりました。

    そうそう、ヤマトタケル、デカイんですよね。
    私は小学生向け歴史マンガでその存在を知ったのですが、それでは女装がよく似合う、とても可愛い少年だったんですよ。
    クマソタケルどころか、幼い私まで虜にしちゃったくらいのね。
    だから、身長知ったときはビックリしましたし、コメディみたいな絵面しか頭に浮かびませんでした (笑)。

    名前にも気付いて下さって嬉しいです。
    こういう何かに因んで、あれこれ考えて付けるの、楽しいですよね。
    ちなみに、日高緋子は日嗣の御子の尊称である天津日高日子から付けました。

  • ごくフツーの中学校生活への応援コメント

    一視さんの長編読みたいなと思って、掘り起こしちゃいました。
    日本神話にラブコメにTS、魅力が詰まった作品で面白かったです。
    タチバナが海に飛び込むシーンは、切ない純愛に胸を衝かれましたし、ミヤズが真相を明かしたシーンは、ドタバタしていて楽しかったです。
    日高は、ノリが軽く見えて、暗いになにかを背負っているようにも見えて、なにを考えているのかわからないミステリアスな雰囲気があって好きでした。
    恋人ではないけれど彼女に付き合うアズマは、頼りなさげに見えてピンチの時はしっかり助けるところがカッコ良かったです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    読んで下さっただけでも嬉しいのに、素敵なレビューまで頂戴し、埋もれた作品に光を当てていただけて、とても幸せです。

    私はもう子供の頃からヤマトタケルが大好きで、この話もすごく楽しんで書いていたのですが、果たして、読み手──元の話をよく知らない人にも、ちゃんと楽しんでいただけるよう書けているのか、という不安もずっとあったので、「詳しくない私も楽しめました」というレビューコメントにホッとしました。

    ありがとうございました。

  • ごくフツーの中学校生活への応援コメント

     面白かったです。
     綺麗にコンパクトにまとまっていて読みやすかったです。
     ありがとうございます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    タイトルが硬いのか、題材がマイナーなのか、あまり人目に触れなかった作品なので、お読みいただけて、とても嬉しく思います。
    その上、素敵なレビューまで頂戴してしまい、本当にありがとうございました。

    編集済