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2022年9月3日 23:45
>ヤマトタケルというのは、あまり幸せな英雄ではない。 『古事記』では景行天皇に嫌われる不幸な皇子として描かれていますが、『日本書紀』では逆に天皇に好かれ、祝福されているんですよね。死んだ時は天皇は何事も手が付かずに昼も夜もむせび泣いて悲しんでいたと書いてあります。 記紀の間で伝承の捩じれがある理由が分かりませんが、歴史学者のじい様達は前者のヤマトタケル像がお好きで、そちらのイメージで流布されているからか、一般的に前者のイメージが強いんですよね。 草薙剣を美夜受比売のもとに置いて行ったヤマトタケルは間抜けっぽいですけど、『尾張国風土記』の逸文では草薙剣が怪しく輝いてタケルが取ることが出来ずに置いて行ったと理由づけてましたね。
作者からの返信
記紀でのキャラの違いは謎ですが、日本人は判官贔屓な人が多そうですし、悲劇のヒーローの方が受けは良さそうですよね。うちのヤマトタケルは、作者に似て間抜けという設定です (笑)。
>ヤマトタケルというのは、あまり幸せな英雄ではない。
『古事記』では景行天皇に嫌われる不幸な皇子として描かれていますが、『日本書紀』では逆に天皇に好かれ、祝福されているんですよね。死んだ時は天皇は何事も手が付かずに昼も夜もむせび泣いて悲しんでいたと書いてあります。
記紀の間で伝承の捩じれがある理由が分かりませんが、歴史学者のじい様達は前者のヤマトタケル像がお好きで、そちらのイメージで流布されているからか、一般的に前者のイメージが強いんですよね。
草薙剣を美夜受比売のもとに置いて行ったヤマトタケルは間抜けっぽいですけど、『尾張国風土記』の逸文では草薙剣が怪しく輝いてタケルが取ることが出来ずに置いて行ったと理由づけてましたね。
作者からの返信
記紀でのキャラの違いは謎ですが、日本人は判官贔屓な人が多そうですし、悲劇のヒーローの方が受けは良さそうですよね。
うちのヤマトタケルは、作者に似て間抜けという設定です (笑)。