応援コメント

第11話」への応援コメント


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    すっかりワイルドな装いのルーが、
    >オムホロスに命じられるままにしぶしぶいうことを聞いていたが、損をしたこともなかったので、いまではすっかり信用していた。
    のところ、なんだか可愛いなって思いました☺️🤍
    動かなくなってから久しいオムホロスの土人形を、ふところに大事にしまっているところも、可愛いなぁと思いました。
    ルーは元々、素直な性格な気がすると思いました。性について深く悩み、思い詰めていても、元々の性格が素直なのではと感じました。
    (人の言うことを疑わずにいられる、素直なままでいられる立場や環境だったというのも大きいとは思うのですが)
    感情が高ぶって荒々しくなることはあっても、ルー(ケセオデール)は親しみやすいひとだな、と思いました☺️🎵

    「カタルガの民に共通する特徴」
    >人々の顔つきは丸く、ふくよかな体格をしてた。肌は黄色く、髪の色は雑多にあった。
    >男の顔はまるで仮面のようで、薄い微笑みは顔の皮に張りついたまま、崩れもしない。
    のところ、日本人みたいな感じかなと連想しました。

    男の愛想のよさを「まるで仮面のよう」「眉ひとつ動かさず、にこにこと」と感じているところ、「ルーは意表をつくように、わざとたずねてみた」ところ、ルーは表面的な友好のポーズや、表面的な愛想のよさを、好ましく思わない感性なんだなと感じました。
    ルーは、素直で、やりとりも率直な気がすると思いました。王女だった頃は、人と接する時は、大人の対応もしていたけれど、本来のルーは、取り繕うのがあまり好きではない、少し狼に似た(?)感性をしているのかもと。
    王女として、妻として、女として振る舞っていた時のケセオデールと、男として振る舞っている時のルーの、振る舞いかたの違いも印象的です。

    男がルーに「あからさまに嫌悪の表情」であっても、ルーは男に「やっとみせた人間らしい表情に、ルーは満足した」ところ、確かにルーならそう感じる気がする!💡思いました。

    そしてついに「春ひさぎのいる場所」について、出てきた…! と思いました!(ドキドキ!)

    ルーの「これ、わたしの名前。だから、脱がない」のところに、今のルー(狼)もまた、ルーの仮面のようなもの(装いのようなもの)なのかもしれないと思いました。
    読み進めながら、性別や立場の仮面や装いに包まれている、内側の素体(?)のルーを辿って旅をしているような(読書で旅をしているような)感覚がしています。

    作者からの返信

    ルーは元々天真爛漫で、確かに素直な性格です。だからケラファーンの女の園の生活が肌に合わなかったのでしょうね。
    毛皮を脱がないのは女性の体を知られるのを恐れてだと思います。胸は少しありますから。