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第17話」への応援コメント


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    ケセオデールが「好奇の目にさらされて」いて、ケセオデールに近づいてくる女たちもいれば、敵視してくる女たちもいるシーンところが面白いなぁと思いました。

    刺々しいことを言う女たちの、
    >「次々と新しいおもちゃを手にいれられるようで結構なこと」
    >「おぞましい……あのひとがここにいると空気まで汚れてくるわ」
    >「清純そうな顔して、わたしたちのこと、げすな男みたいに値踏みしてるのかしら?」
    >「甘やかされたせいね、お生まれがあたしたちとはちがうように、あっちのご趣味もちがうのよ」
    のところが、(変な感想かもですが)読んでいて面白くて! もし私がケセオデールだったらこんなこと言われたら傷つくけれど、読んでいて、悪意に溢れる女たちの刺々しい言葉遣いがなんだかとても面白くて!

    近づいてくる女たちの性にオープンで露骨な好意からも、敵視してくる女たちの色々な感情が混ざりあっているのだろう悪意からも、女の欲のようなものを感じました。女たちから、ねっとりしていて熱を帯びて、グツグツしている女の感じが伝わってくる思いです。すごく好みで、魅了されています。

    物語を始めオムホロスやゴドウさん、魔法使いやケセオデールは勿論、ケセオデールの周りにいる女たちの描写にも引き込まれながら拝読しています。

    作者からの返信

    ありがとうございます!

    女達の悪口は貴族の女性なら婉曲的にこういうだろうなと思いながら考えました。
    こんなことを言いつつも好奇心は隠せないし、もし誘惑されたら彼女たちですらそれに乗らずにいられるのかと思えます。

    冬の季節に彼女たちは退屈に倦んでいるし、ケセオデールのことは自分たちの好奇心をくすぐるもってこいの話題なんでしょうね。

    いつも楽しんでくださって嬉しいです。ありがとうございます。