応援コメント

第4話」への応援コメント


  • 編集済

    オムホロスが、ケセオデール少年に「なんとしても、ひさぎ女のもとまで少年にはいってもらわねばならない。しかも半年以内に。」と考えているところ、うまくケセオデールを誘導しなくてはいけないというか、(ケセオデールにはそのつもりはないけれど)駆け引きのような…うまくことを運ばないといけない状態なんだなと思いました🤔💡

    イイオルーン神の「人間の理解できる音域から、とてつもなくかけ離れた言語」と、オムホロスの「精いっぱいにせた言葉で両性具有神にこたえた。」の会話シーンが印象的です。

    自分と相手の間にある言語は、同じとは限らないんだなとか。使用する言語は違っても、相手の言語に精いっぱいにせることができたら、会話はある程度通じるのかもしれない🤔と感じたり(難しいかもと思いつつ、通じたらどんなにいいだろう!と思ったり)。

    マイオーン神の身振り「嵐の声」、オムホロスの「そよ風のようなおだやかな風」のやり取りに、空気の振動を感じるような思いです。マイオーン神に本能的な動物的なものも感じるし、意思というか人格や理性も感じるし、オムホロスはマイオーン神に精いっぱいにせた言語で「こたえ」ようとしているし、ここのシーンとても印象的です。


    「老従者の残骸」に、やはり死んでしまっていたんだな…と切なくなりながらも、それでもケセオデールは先に進むんだな、と死と生命を感じる思いです。

    (私、確かな語彙力とか、言葉の正確性などをあまり持っていなくて、うまく言葉にできないのですが、自分含め人の本能とか、動物的なところとか、理性からは少しはなれたところにある、たかぶる生命や衝動
    を感じる思いで、拝読しています)。


    作者からの返信

    ありがとうございます!

    読んでいただいてとても嬉しいです。

    30年前のわたしが聞いたら多分とても喜んだと思います。

    オムホロスはおそらくこの世界の言語は全部話せるんじゃないかなぁ。

    神は私達の知る神ではなく、人類から見るととてつもなく力を持った種族という意識で書いてました。